2019.09.05 /
崩れにくいディンプルの作り方

 
ビジネスシーンでは欠かすことができないネクタイ。
昨今オフィススタイルは軽装化が進むと同時に、多様なスタイルが認められるようになりました。
そのため広い視点から見ると、ネクタイの使用率は下がっています。
それでもフォーマルシーンや人と会う機会があるときは、ネクタイを使用される機会が多く求められることも事実です。
ネクタイをかっこよく、綺麗に結べていますか?
今回のテーマは、崩れないディンプルの作り方ということで取り上げてみたいと思います。

 

♦動画目次

00:00 ディンプルとは?
00:52 ディンプルをつくってはいけないシーンがある?
01:20 この動画で学んでほしいこと
02:13 ディンプルの崩れない結び方
05:52 まとめ

♦ディンプルとは?

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まずはじめに、そもそもディンプルとは何か?ということです。
結論から申し上げますと、 ネクタイを締めたときに真ん中にあるくぼみのこと です。
このディンプルの有無で印象が全然変わります。
ディンプルがない場合は全体的にのっぺりとした印象になります。
それがディンプルがあることにより、立体感が生まれ非常にスタイリッシュになるんです。
そういった理由から、基本的にはネクタイを使用される際はディンプルをつくることをおすすめしています。

♦ディンプルをつくってはいけないシーンがある?

良いことづくしのディンプルですが、ディンプルをつくってはいけないシーンがあります。
それがお葬式やご不幸があった際の式です。
これはマナーのため、ご注意ください。
普段使用機会が多い方ほど、無意識につくってしまいがちです。

♦この動画で学んでほしいこと

実はディンプルの作り方についてはこの動画ではなく「ネクタイの結び方」という動画内でご紹介しています。
ですが、うまくあてはまらないところ、あとはディンプルが崩れてしまうことが多いです。
どうしても日常動作が入るので、崩れてなくなってしまうことがあるんですよね。
今回ご紹介する方法は、ディンプルがなくならない、維持できる方法です。
ひと手間かかるので基礎的なネクタイの結び方ではご紹介していないんですね。
そのため通常どおり、普通にネクタイが結べる方、現状ネクタイの結び方は苦労がないという方向けに崩れないディンプルの作り方のコツということでご紹介いたします。

♦ディンプルの崩れない結び方

それでは本題です。
ネクタイの結び方は複数ありますが、どの結び方も基本は同じです。
動画ではいちばんわかりやすいプレーンノットで実践します。
※動画は反転しています。同じ手、同じ向きで練習してください。

①クロスさせる
まず、右利きの方は右側に小剣を、左側に大検を持ってください。
結び目となる辺りでクロスさせるんですが、ここにひとつポイントがあります。
このクロスの際、 小剣の部分を半分に折る のです。
谷折りですね。

②巻く
その次に、小剣を折った状態のまま巻きます。
半分に折ったまま左手で抑えて、むずび目になる部分には指を立てて巻きます。

③とおす
巻いたら、下から大検側の生地を持ってきてとおします。
とおし終わったら、小剣を見てみましょう。
どうですか?
きれいなくぼみができていませんか?
できているのが確認できたら、この小剣のくぼみに合わせて大検側(表面になっている側)にもくぼみをつけます。
両脇から押してM字型をつくりましょう。
この後ろにくぼみがあることにより、くぼみが上手くはまり崩れにくくなるんです。

④調整する
ここまできたら、仕上げです。
巻いている部分を締めたり下げたりして調整し、キュッとしめて上(首部分)まで持ってきます。
こうすることで結び目がしっかりし、ディンプルが崩れにくくなります。

プレーンノットでの実践となりましたが、ウインザーノットやダブルノット、セミウインザーノットでも同様の結び方となります。
結び方が複雑になる分皆様それぞれ結び慣れている方法があるかと思います。
半分に折ってその工程をこなすことで崩れやすくなってしまうことがあります。
そのためまずはプレーンノットで慣れていただいて、他結び方にも応用いただければと思います。

 

♦まとめ

いかがでしょうか。
ひと手間かかりますし少々複雑ではありますが、維持することでスタイリッシュな時間が長く継続していきますので、ぜひ挑戦してみてください。

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