2019.09.12 / Vゾーンをエレガントに彩る!セッテピエゲのネクタイ
今回はネクタイのご紹介です。
セッテピエゲのネクタイについてお話していきたいと思います。
♦動画目次
00:00 ご挨拶
00:17 セッテピエゲとはなにか
01:26 セッテピエゲの基本
03:13 オジエで販売しているセッテピエゲとは
04:31 他社商品とオジエ商品を比べてみる
06:54 おすすめ使用例
08:45 まとめ
♦セッテピエゲとはなにか
セッテピエゲというのは何かというと、イタリア語で「7つ折り」という意味です。
英語で言うとセブンフォールドです。
普通に販売しているネクタイは3つシルクを裁断し、芯地を入れて3つ折りにして縫っていきます。
そしてネクタイが仕上がっていきます。
対してセッテピエゲは3つ折りではなく7つ折りなんですね。
7つ折りの理由としては、裏地にヒントがあります。
普通ネクタイは表側の生地と異なる裏地がついていますが、セッテピエゲはありません。
芯地も裏地も使わず、すべてシルクの素材でパーツを作ります。
7つ折りという特殊製法故、ハンドメイドで完成する、というのがセッテピエゲのネクタイです。
♦セッテピエゲの基本
セッテピエゲは芯地が入っていないので、非常にふわっとしています。
もともとネクタイを使用するようになる前は、スカーフを巻くことが通常でした。
そのスカーフの名残から芯を使わずに、なるべくシルクを使って柔らかく、ふわっと巻くというのがセッテピエゲのネクタイの由来と言われています。
セッテピエゲのネクタイは7つ折りで作るので、シルクを普通のネクタイよりも倍以上使います。
基本倍ぐらいといわれていますが、材料代的に非常に高価です。
そして販売が高くなります。
さらに基本機械ではできないため、ハンドメイドで縫うのが基本です。
そうすると、工賃も高くなります。
そのような理由から、非常に高価になるのがセッテピエゲのネクタイです。
イタリア製のものなどは1本あたりの価格が平気で3万とか4万などします。
1本それぐらいするネクタイです。
ネットで探しても普通だと2万は下らないくらいのものが、セッテピエゲ製法で作ったネクタイです。
♦オジエで販売しているセッテピエゲとは
私どもはそのイタリアで2、3万とかで販売しているセッテピエゲを少し変えて作っています。
何が違うのかというと「芯地」です。
プロや洋服をよく知っている方々は、セッテピエゲは芯地が入っていないのが普通だろうと言われると思います。
ですがイタリアに行った際、ネクタイを作っている人に聞いてみたことがありまして。
厳密にセッテピエゲをどういう工程で作るのかと質問しても、みなさん言うことがバラバラで、セッテピエゲとはっていう定義があんまりなかったんです。
あるとすれば、7つ折りにしてシルクを倍使って、ハンドメイドで作るということでした。
このことから大半のセッテピエゲは芯地が入ってないのが普通なんですが、芯地を入れる入れないということは、定義の中に盛り込まれいないということがわかり、オジエでは芯地をいれることにしました。
♦他社商品とオジエ商品を比べてみる
今ご覧いただいているのは、私どもで販売しているセッテピエゲ商品です。
それと一本私の私物を持ってきたんですが、イタリアのキートンという、スーツで30万くらいするところのネクタイです。
これはセッテピエゲです。
裏地にキートンと書いてありますが、これは芯が入っていません。
対して私どもの商品である紫のネクタイを手に取ってみます。
見るとわかりますが、裏地を使用しない一方で芯は入っています。
ふわっと感は黄色(キートンのネクタイ)の方があるんですが、ネクタイを締めたときにすごく柔らかく下がっていきます。
ヘビーユースで使うと、型くずれしてくる可能性を感じます。
芯が入っていないことでエレガントですごく上品なんですが耐久性にちょっと難ありという部分が自分で使用していてもわかります。
私どもが作っているセッテピエゲは、7つ折りでハンドメイドでの生産をおこない販売していますが、芯が入っています。
もともとシルクをいっぱい使用しているためそれだけでも重厚感があるんですが、芯地を入れることで型くずれがまず起こらなくなります。
つまりは日常使い、ヘビーユースで使っていただいても問題ないということです。
さらに、芯が入ることで加えて重厚感がでるので、結構見栄えが良くなると思います。
ネクタイとしての存在感が出てきます。
そして何より結びやすいです。
結び目が作りやすくなるわけです。
こうして比較してみると芯地が入っていないセッテピエゲの良いところというのは、すごい柔らかいというところ。
反面でやや耐久性に難ありという部分があります。
♦おすすめ使用例
販売しているセッテピエゲは見栄えが良くしっかりしていて、普通のネクタイとは違うよねというのが締めた時の印象です。
シルクを多彩に使用し芯もしっかり入っており、シルクの軋み感を大いに感じられるネクタイです。
ヘビーユースもいいですが、ここぞというときに商談などで使用していただくのがおすすめです。
また、シルバー等も販売しておりますが、結婚式などフォーマルに使用いただくと非常に良いかなと思います。
ビジネスシーンにおいてはネイビーの無地ネクタイを推しているので、ネイビーの無地だけで10種類ほど販売があります。
フォーマルで使えるドット柄などもあります。
アメリカの大統領をはじめ、政界でG20や各国の首脳が集まる際は赤のネクタイしている人が多くいらっしゃいます。
それを少しばかり真似したい方、赤のネクタイも販売しています。
といったように非常に多くの種類があります。
それでいて価格は1万円以下で販売していますので、手に取っていただきやすく贈答用としてもお使いいただけるかなと思います。
♦まとめ
本当によくネクタイしている人からすると、芯地の入ったセッテピエゲなんて…ということになるかもしれません。
ですが結びやすいし、型くずれしないし、それでいて重厚感が感じられます。
ソフト感については、芯が入っていないセッテピエゲには負ける部分がありますが。
シルクがたっぷり使われているのが手に取ってすぐに感じられるぐらいの非常に重厚感、存在感があるネクタイとなっています。
合わせやすい無地でたくさんご用意していますので、ぜひ一度お試しください。
♦関連商品・動画紹介
⇒ 【ネクタイ】セッテピエゲって何ですか?ハンドメイドで作られるネクタイの特徴とozieのセッテピエゲについて(動画)