2019.09.12 /
Vゾーンをシャープに彩る!ナロータイのコーディネートにおけるルールについて

 
皆さんこんにちは。
今日は、Vゾーンをシャープに彩る、ナロータイのコーディネートにおけるおルールについてお話したいと思います。
 

♦ナロータイとは?

ナロータイの定義

ナロータイというのは名前の通り細いネクタイの総称で、一般的に7cm未満のネクタイのことをナロータイと定義します。
普通のネクタイは、だいたい8.5cmから8cmぐらいで、現在の主流も8.5cmから8cmくらいです。
今日私がしているのもナロータイです。
ozie|オジエ ナロータイイメージ①
ozieで取り扱っているナロータイは、6.5cmです。
 
ozieでは細身幅のニットタイも取り扱いがあります。
シルクにニット素材を使ったネクタイで、下が真っ直ぐに切ってある形をしています。
幅が6cmくらいなので、ナロータイというくくりに入れていいのではないかということで、オジエのページでは、ニットタイもナロータイに含めてご紹介しています。
ozie|オジエ nk-034-500

ナロータイの始まり

ニットタイは昔からあるクラシックなものなのですが、ナロータイは2000年後半から世の中に出始めました。
一番最初にナロータイを紹介し始めたのが、ディオールオムというブランドです。
クリスチャンディオールがその先駆けとなったことが衝撃でした。
その後サンローランといったメゾンブランドが細いネクタイをたくさん生産するようになりました。
このようなブランドネームから何となく想像がつくかもしれませんが、ナロータイは、ビジネスシーンでの使用というよりは、フォーマルシーンとかパーティーシーンでの使用が想定されます。
もしくはカジュアルスタイルを非常に上品にコーディネートする際に、ナロータイを結ぶ、というパターンが多く見受けられます。
 
 
 

ナロータイは日常使いできるか?

イヴ・サンローランやディオールオム等は、幅が5cmといったように、とても細い幅でつくられています。
ただ、ozieのナロータイは6.5cmなので、メゾンブランドが作っているような細さに比べると、そんなに細くはありません。
一般的にナロータイというと、「ビジネスでは使えないよね」よく言われていることですが、ozieでは、ビジネスシーンでもお使い頂ける物としてオススメしています。
ネイビー・グレー・黒などのビジネスシーンで着用するアイテムと相性が良いようにダーク系の色合いで、なおかつビジネスシーンでも浮かない様、奇抜な柄でない使いやすい柄を取り揃えていますので、ビジネスシーンでも着用頂けます。
 
 
しかし、どんな物にもナロータイは合うのか?どんなジャケット・シャツにも合うのか?というと一概にそうも言えません。
ルールがいくつかあり、それを守って頂く方がナロータイを綺麗にコーディネートできます。

ここからそのポイントをご説明いたします。

♦ナロータイをスタイリッシュに合わせるには

【ラペルの幅を合わせる】

シャツの専門店の観点からお伝えすると、シャツを真っ先にポイントとしてお伝えしたいところですが、一番のポイントはジャケットのラペルの幅です。
ozie|オジエ ジャケットラペルイメージ

ラペルというのは襟の部分です。
ジャケットの襟をラペルと言うのですが、この幅がナロータイをする時にポイントになってきます。
ジャケットがここにあるので、お見せします。
こちらの幅です。
ozie|オジエ ラペル幅①

ラペルの幅とナロータイの幅がぴったり合うと非常にスマートにコーディネートできます。
±1cmぐらいは良いといわれていますが、ラペルの幅はナロータイの幅とぴったり合うのが一番きれいです。
例えばイヴ・サンローランやディオールオム等だと、5cmのネクタイを付けると、ラペルの幅が5cm前後です。
ブランド共通で作っているので当然幅が合います。
ブランドをまたいで、お手持ちのアイテムで合わせようとすると、なかなかぴったりと合わせるのは難しいかも知れませんが、ラペルの幅とナロータイの大剣幅はなるべく合わせるのが理想です。

大剣幅と、ラペルの一番太い部分が合うと相性がいいです。
こちらを合わせてみます。
このようにぴったり合いました。
ozie|オジエ ラペル幅②

もう一方の普通の三つボタンジャケットです。
先ほどもお伝えした通り±1cmぐらいの差はOKで、多少太かったり細かったりする分には相性としては問題ないと言われていますが、こちらのラペルは幅が太いです。

どれくらいかというと、これぐらい違います。
ozie|オジエ ラペル幅③

こちらだとギリギリ着用できなくもないですが、最初にお見せしたジャケットのラペルの幅と、全く違います。

以上のことから、ジャケットのラペルの幅をナロータイの大剣幅と合わせるのが一番スマートで、相性良くコーディネートできます。
繰り返しになりますが、プラスマイナス1cmくらいはOKです。
 
 
 

【小ぶりの襟のシャツを合わせる】

ジャケットのラペルも細いということは、シャツに関しては、襟高のものや、大きい襟のシャツはあまり合わないです。
やや小ぶりな襟型のシャツの方が相性が良いです。

襟型でいうとスナップダウン、タブカラー、レギュラーカラーです。
ozie|オジエ 8076p-u09c-e1-600
ozie|オジエ 8089-e11a-e1-600
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ディオールオム・イヴサンローラン等は、襟型のラインナップとしてはレギュラーカラーになるかと思います。

今日私が着用している衿型はホリゾンタルカラーですが、こちらも意外にナロータイと相性が良いです。
ホリゾンタルカラーシャツは、広角に開いている襟型のため、合わないのでは?と思われる方もいらっしゃると思いますが、襟自体は小さめなので、ナロータイと相性は良いです。
ozie|オジエ 8070-u09a-e3-600

小さい襟であればワイドカラーとかボタンダウンもいいでしょう。
 

ネクタイをピンに通すピンホールカラー、こちらもナロータイは非常に相性がいいです。
ozie|オジエ 8081-u09a-e3-600

♦ナロータイのコーディネート まとめ

【ジャケットはラペル幅を大剣と合わせる】

普通のスーツよりも少々細めのラペル幅のものを合わせていただくと、格好良く決まります。
太いラペル幅のものとは、相性があまりよくないので避けて頂くのがベターです。

【襟高ではない小ぶりの襟の大きさのシャツと合わせる】

襟の高さが高くないシャツと合わせると相性良くきれいに着こなせます。
レギュラーカラー、スナップダウン、タブカラー、ピンホールカラー、ホリゾンタルカラーが相性が良いです。
※襟が大きくないという前提のもので、ワイドカラー・ボタンダウンも可です。

以上、お伝えしてきたことをポイントとしてコーディネートして頂くと、ナロータイ+ビジネススーツでも見栄えが変わり、Vゾーンをシャープに見せることができます。
ちょっとしたポイントなので、ぜひ取り入れて頂き、パーティーシーンはもちろんのこと、ビジネスシーンでもご活用いただければと思います。
 
 

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⇒ 衿型から選ぶ・ スナップダウン
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⇒ 衿型から選ぶ・ ピンホールカラー
⇒ 衿型から選ぶ・ホリゾンタルカラー
 
 

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