2021.10.22 スーツをノーネクタイでかっこよく着こなすには？秋冬編【40-50代向け】
コロナ禍、在宅勤務が多くなり、現在でも在宅+出社のハイブリッド型のテレワークをされている方が東京では多い印象。
それに伴い出社する際のドレスコードに変化が表れています。
ozieのショールームにいらっしゃる方によく伺うのは、春夏はノーネクタイは当然のこと、秋冬はスーツやジャケットにシャツの着用は必要になるがノーネクタイでOKになったというお話です。
過去ご提案したクールビズのコーディネートについてお話しした動画では、暑くなるまではスーツやジャケットはタイドアップで、梅雨明け後蒸し暑くなってからノータイでシャツとパンツを着用するスタイルに切り替えてみてはとご提案しています。
ということで実はスーツやジャケットスタイルにおけるノーネクタイのコーディネートについてきちんとご提案したことがないことに気が付きました。
なので今回は秋冬にノーネクタイでスーツやジャケットを着用する際のozieのご提案を、40-50代に年齢を絞ってお話しします。
目次
♦動画目次
00:00 スーツをノーネクタイでかっこよく着こなすには？秋冬編【40-50代向け】
05:31 普通のスーツにノータイ+シャツをスタイリッシュに着こなす6つのコツ
06:29 普通のスーツにノータイ+シャツをスタイリッシュに着こなすコツ①
08:06 普通のスーツにノータイ+シャツをスタイリッシュに着こなすコツ②
08:57 普通のスーツにノータイ+シャツをスタイリッシュに着こなすコツ③
12:12 普通のスーツにノータイ+シャツをスタイリッシュに着こなすコツ④
17:35 普通のスーツにノータイ+シャツをスタイリッシュに着こなすコツ⑤
22:22 普通のスーツにノータイ+シャツをスタイリッシュに着こなすコツ⑥
22:35 まとめ
♦スーツにノーネクタイでシャツをスタイリッシュに印象よく着こなすコツ
① どちらかといえば衿がしっかりしているシャツを選ぶ
② しっかりアイロンがけをする
③ ブルー系の無地を選ぶ
④ 衿型をホリゾンタルカラー、イタリアンカラーワイド、イタリアンカラーボタンアリ、イタリアンカラースキッパータイプにする（ワイドカラーはNG、小さめの衿もNG）
⑤ スーツのVゾーンは比較的狭めのほうがいい
⑥ ポケットチーフ必須
以上6つです。各詳細は次に説明していきます。
♦着こなすコツ①
①衿がしっかりしているシャツを選ぶ
ノーネクタイの時は衿が柔らかくソフト感があるほうがいいという方が多いですが、普通のダークスーツに合わせると衿がくたっとしてだらしなく見えてしまいます。
なのでしっかりしていて衿立ちのいい、衿がくたっとならない生地を選ぶのがおすすめです。
衿立ちがいいのがポイント。
♦着こなすコツ②
②しっかりとアイロンがけをする
①に通ずるところがありますが、いくらいいスーツとシャツを着用していてもシャツ全体がしわ感があったら、高級感・清潔感がなくなります。
いい生地であればあるほどしわができやすく取れにくいので、しっかりアイロンがけをすること！
♦着こなすコツ③
③ブルー系のシャツを選ぶ
ozieでは通常白無地シャツを大プッシュしていますが、ダークスーツにノーネクタイの場合はブルー系の無地がおすすめです。
なぜならばそもそもVゾーンに色があったほうがさみしい感じがなくなるからです。
だからと言ってピンクだと明るすぎるので、ブルー系無地がおすすめ。
あまりブルーが濃すぎると、シャツが浮くので要注意です。
シャツの色を濃くする場合は、スーツの色を明るめにしてください。
白無地は当然OKではありますが、第一優先はブルー系。
織柄が入っている・いない、光沢感がある・ないはお好みで。
ライトグレーのスーツならば、ブルー系でもネイビー無地はありです。
ただしドレスコード的にOKならばの話になります。
♦着こなすコツ④
④おすすめ襟型
衿型をホリゾンタルカラー、イタリアンカラーワイド、イタリアンカラーボタンアリ、イタリアンカラースキッパータイプにしましょう。
・ノーネクタイ時にNGな衿型
まずノーネクタイ時にNGな衿型はワイドカラーとレギュラーカラー。
ワイドカラーはノータイで着用するとシャツの衿先がラペルに乗っかることが多く、これが格好良くないです。
またレギュラーカラーのような小さな襟もノーネクタイには不向きです。
ノーネクタイ時は衿立ちがいい衿型が良く、やや大きめの衿のほうがよいです。
その観点からozieおすすめの襟型は、ホリゾンタルカラー＞イタリアンカラーワイド＞イタリアンカラーボタンアリ＞イタリアンカラースキッパータイプ。
の順番でおすすめです。
・ホリゾンタルカラー
ホリゾンタルカラーは、ワイドカラーの一種だが衿先がラペルに乗っからない構造になっており、衿立ちよくノータイスタイルがシャープになります。
さらにネクタイもできるので、急な会議や来客時にも安心です。
・イタリアンカラー/ワイド
イタリアンカラーワイドはノーネクタイ専用のワイドカラーで衿開きがきれいなだけでなく、ジャケットのおさまりも良いです。（写真3）
おすすめした衿の中では小さいほうなので、大き目の衿があまり好きでない方におススメです。
基本ノーネクタイ専用の衿型ですが、緊急時にはネクタイを使用と思えばできます。
・イタリアンカラー/ボタンアリとスキッパー
イタリアンカラーボタンダウンやスキッパータイプもノーネクタイ専用の衿型です。
普通のボタンダウンも悪くないですが、イタリアンカラーはノータイ時の衿開きが非常にきれいなので、ボタンダウンタイプを選ぶのであれば、この2種類がおすすめです。
※前者は緊急的にネクタイをできますが、後者は絶対にネクタイができない構造となっています。
ここはご注意ください。
イタリアンカラー/ボタンアリ
イタリアンカラー/スキッパー
♦着こなすコツ⑤
⑤スーツのVゾーンは比較的狭めのほうがいい
お手持ちのダークスーツをノーネクタイで着用する際、Vゾーンは比較的狭めのものを選んで着用してください。
Vゾーンが広い2つボタンはノーネクタイには不向きです。
ネクタイがないことからVゾーンが空きすぎてさみしくなります。
3つボタンは今どき（2021年9月）ですが、段返り3つボタンや2つボタンのスーツでもVゾーンが狭めのもの、もしくは6つボタン2つ掛けのダブルブレストもVゾーンが狭めなのでおすすめです。
最後に言及するまでもなく、サイズがあっていないのは論外です。
全ての好ましくない例を兼ね備えているのが菅元首相です。
♦着こなすコツ⑥
⑥ポケットチーフ必須
スーツの胸ポケットには必ずポケットチーフを挿しましょう。
ネクタイがないので、ポケットチーフで胸元にアクセントをつけます。
プレーンな白無地でもいいですが、ネクタイがない分少し色が入ったポケットチーフを選ぶのもありです。
ブルー系シャツの時は、ブルーが入ったポケットチーフを選ぶと色合いが合います。
好みで選んでください。
♦まとめ
1.衿がしっかりしているシャツを選ぶ
2.アイロンがけをする
3.ブルー系の無地を選ぶ
4.衿型をホリゾンタルカラー、イタリアンカラーにする→ワイドカラー
やレギュラーカラーはNG
5.スーツのVゾーンは比較的狭めのほうがいい
6.ポケットチーフ必須
スーツをノーネクタイでかっこよく着こなす条件の見本が動画での私の着こなしとなります。
（グレースーツにブルーのホリゾンタルカラーにポケットチーフ）
普通のダークスーツでノータイにシャツと言う組み合わせをスタイリッシュに印象良く見せるのは、思った以上に難しいと思いますが、少しでも参考になれば幸いです。
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●ノーネクタイにおすすめのシャツ＆小物
⇒ ポケットチーフ
●前回の動画
⇒ 秋冬のスーツ・ジャケット ノーネクタイはどちらがおすすめ？【40-50代向け】
