2026.05.29 /
Tシャツではラフすぎる大人へ。夏の上品カジュアル“カプリシャツ”という選択

今回は、ozieで初めて販売する新しいタイプのシャツをご紹介します。
それが、麻100%のプルオーバーシャツ、いわゆる“カプリシャツ”です。

今回一番お伝えしたいのは、カプリシャツは、
・Tシャツより上品。
・ポロシャツより新鮮。
ということです。

夏になると、Tシャツ、ポロシャツ、半袖シャツなど、どうしても服装がシンプルになります。
もちろんそれも良いのですが、ただ、40代・50代になってくると、Tシャツ一枚だと少しラフに見えすぎる。
ポロシャツは襟がついているけれど、それでもカジュアル感があって普通に見える。
ゴルフで着用するイメージ=スポーティー感も強い。
半袖シャツは、形的にカチッとしているけど着方によってやや子供っぽく見えることもある。
と感じることがあります。
そんな時に、もう一つの選択肢としておすすめしたいのが、今回のカプリシャツです。

ozie|オジエ ポロシャツや半袖シャツ

 

♦動画目次

00:00 オープニング
01:31 大人の夏カジュアルシャツ
02:00 カプリシャツ生産の経緯
03:42 カプリシャツとは何か?
04:48 カプリシャツのメリット5つ
11:30 カプリシャツのデメリット
12:39 オジエのカプリシャツの色別おすすめ
12:57 女性にもおすすめ!?
13:29 カプリシャツが向いている人、向いてない人
13:59 まとめ
14:40 クロージング

♦大人の夏カジュアルシャツ

今回ご紹介するカプリシャツは、いわゆるビジネス用のワイシャツではありません。
もちろん、会社の服装ルールがかなり自由であれば、着られる方もいると思います。
ただ、基本的には、休日、旅行、リゾート、夏の街歩き、食事、避暑地、ちょっと上品に見せたいカジュアルシーン。
こういった場面で着ていただきたいシャツです。

ozie|オジエ カプリシャツの着用シーン

♦カプリシャツ生産の経緯

ozieは基本ビジネス用のワイシャツを中心に展開してきました。
そのozieが今回、初めてプルオーバータイプのシャツを作りました。
なぜ作ったのか。
そこには、私自身のかなり個人的な思いがあります。

実はカプリシャツ、私自身はかなり昔から好きで着ていました。
30代前半くらいからですから、もう20年以上になります。
夏になると、私のInstagramのコーディネートなどを見てくださっている方は、たまにこういうプルオーバータイプのシャツを着ているのを見たことがあるかもしれません。

ただ、今までozieでは販売してきませんでした。
なぜかというと、正直に言うと、以前はまだ多くの方に受け入れられるタイミングではないと思っていたからです。
他のお店でたまに見かけることはあっても、売れている感じがあまりしなかったんです。
ということは、自分は好きだけれど、世の中的にはまだ少し早いのかなと感じていました。

それが、ここ数年でかなり空気が変わってた感を受けてます。
夏の服装がどんどん軽くなっている。
ビジネスカジュアルも広がっている。
Tシャツやポロシャツだけではなく、少しリゾート感のある、上品なカジュアルを楽しむ方も増えてきている。
また、毎年継続的に販売している麻100%の七分袖イタリアンカラーがほぼ完売になるほどの人気商品に定着していることもあり、ようやく提案できるタイミングかなと思い今回生産にいたりました。

♦カプリシャツとは何か?

前が全部開くシャツではなく、頭からかぶって着るプルオーバータイプの1種類です。
更に襟がオープンカラー気味に開く襟型で深めの前開き部分を1−2個のボタンで留める、リゾート感のある形のプルオーバーシャツをカプリシャツといいます。

名前の由来は、イタリア南部にあるリゾート地=カプリ島で着用するシャツをイメージして”カプリシャツ”と名付けられています。
Tシャツほどラフではない。ポロシャツほどスポーティーでもない。通常のシャツほどきちんとしすぎない。
この中間に位置すると私が思っているのが、カプリシャツです。
ですので、まさにカプリシャツとは、今回のタイトルでもある「Tシャツではラフすぎる大人へ。夏の上品カジュアル“カプリシャツ”という選択。」
というようなシャツです。

ozie|オジエ オジエのカプリシャツ

♦カプリシャツのメリット5つ

《メリット①》

=Tシャツより上品に見える=

夏は暑いので、どうしてもTシャツ一枚になりがちです。
ただ、Tシャツは便利な反面、年齢を重ねると少し難しくなります。
体のラインが出やすい。
生地によっては部屋着っぽく見える。
カジュアル感が強くなりすぎる。
食事の場や旅行先では、ラフに見えすぎることもある。など。

もちろん、Tシャツが悪いわけではありません。
ただ、今日は少しきれいに見せたい。
でもジャケットを着るほどではない。
シャツほどかしこまる必要もない。
そういう時に、このカプリシャツがちょうどよいですのです。

ozie|オジエ 半袖Tシャツの着こなしとカプリシャツの着こなしの比較

襟があることで、顔まわりにきちんと感が出ます。
前開きではないので、普通のシャツとは違うリラックス感、夏らしい軽さも出ます。
このバランスが、大人の夏にはかなり使いやすいです。

ただ着方としてTシャツの上にこのカプリシャツを着用するのはアリですし、おすすめです。
Tシャツの上にジャケットを着用するのではなく、カプリシャツを合わせる。
Tシャツスタイルに変化をもたせることができますし、Tシャツをインナーとして着用することで健康的なイメージをもたせることもできます。
見せる下着として普通のTシャツを着用するという実務的な利便性もあります。

ozie|オジエ Tシャツ+カプリシャツ

 

《メリット②》

=ポロシャツより新鮮に見える=

夏の大人カジュアルで、ポロシャツは定番です。
ただ、定番だからこそ、少し見慣れている。
悪くはないけれど、いつも同じ感じに見える。
ゴルフっぽく見えたり、会社のクールビズっぽく見えたりすることもあります。
その点、このカプリシャツは、ポロシャツとはかなり印象が変わります。

ozie|オジエ ポロシャツとカプリシャツの着こなし比較

襟はあります。
でも、ポロシャツほどスポーティーではない。
シャツ地なので、素材的に程度なきちんと感があります。
プルオーバーなので、普通のシャツとも違う抜け感があります。
だから、同じパンツに合わせても、見え方が変わります。

白パンツに合わせればリゾート感が出ます。
グレーのウールパンツに合わせれば、きれいめな街着になります。
ショートパンツに合わせても、Tシャツより大人っぽく見えます。
ここが、ポロシャツにはない新鮮さです。

 

《メリット③》

=こだわりの胸元の開き=

このシャツでかなりこだわったのが、胸元の開きです。
カプリシャツやプルオーバーシャツは、胸元が開いているものが多いです。
それがリゾート感につながる一方で、開きすぎると少し難しくなります。

下着が見えやすい。
肌が見えすぎる。
人によっては、少しいやらしく見える。
これは大人が着る上では、かなり大事なポイントです。

逆に、開きを抑えるためにボタンを増やしすぎると、個人的にリゾート感が薄くなると思っています。
ですので今回は、ボタンを1つにしています。

ただし、開きすぎない。
でも詰まりすぎない。
インナーが見えにくい。
それでいて、カプリシャツらしい抜け感は残す。
このバランスを狙いました。

ozie|オジエ カプリシャツのこだわりある胸元の開き

従来のカプリシャツは胸元が開きすぎて下着が見えやすいこと、逆にボタンを増やすと雰囲気が変わってしまうことを踏まえ、今回はボタンの位置を少し下にずらし、かつ全体的に前が開きすぎないバランスにしました。
これにより、Vネックの下着を着た際に、下着部分が見えにくくなっています。

ozie|オジエ カプリシャツのこだわりある胸元の開き・インナー見え

この画像はネイビーのカプリシャツですが、Vゾーンの一番下をよく見ると、少しだけベージュの下着が覗いていますが、見えてもこれくらいです。
個人的にカプリシャツは素肌で着用するのが好きですし、おすすめですが、昨今暑い夏場に素肌でシャツを着用する方はほとんどいないです。
そこでVネックの下着を着用すれば素肌に着ている風に見えるボタン位置にしました。

 

《メリット④》

=七分袖=

今回は七分袖にしています。
夏なら半袖でいいのでは?と思う方もいるかもしれません。
ただ、半袖シャツは意外と難しいです。
腕の見え方により子どもっぽく見えたり、カジュアルに寄りすぎたりします。

一方で長袖にするとカプリシャツの特徴であるリゾート感が少し薄くなります。
更にいうと、日本の真夏に長袖は正直暑いですよね。
腕まくりをすればいいという考え方もあると思いますが、袖口に生地がたまりますし、そもそも腕まくりするのが面倒ですよね。
なのである程度腕が隠せて、袖口が大きく風通しもいい七分袖にした方がいいという考えです。

半袖より大人っぽい。
長袖より涼しい。
腕まくりした時のような自然な抜け感がある。
そして、袖口もすっきりする。

カプリシャツは、一枚で着るのがおすすめです。
ジャケットの中に着るためのシャツではありません。
だからこそ、七分袖がちょうどいいんです。

ozie|オジエ 半袖・長袖・7分袖の見栄えの違い

 

《メリット⑤》

=麻100%=

ozieのカプリシャツは麻100%です。

個人的にはリゾート感のあるカプリシャツは、やっぱり麻100%で着たい。
ですが、昨今購入しやすい価格帯のカプリシャツの素材は綿麻、もしくは綿100%が多いです。
リネン100%生地の価格が高騰しているのがその理由だと思いますが、ozieではリネン100%を使って、同種のアイテムと比べた際にお求めやすい価格でご提供しています。

麻には、独特の清涼感があります。

汗をかいても乾きやすい。
肌に張りつきにくい。
見た目にも夏らしい表情が出る。
綿のシャツとは違う、少し力の抜けた上品さ、そしてリゾート感があります。

ozie|オジエ 麻素材の特徴

もちろん、麻なのでシワは入ります。
ここは避けられません。
でも、カプリシャツの場合、そのシワも含めて雰囲気です。
きっちりアイロンをかけて着るというより、夏らしい自然なシワを楽しむ。
それくらいの感覚で着ていただくと、このシャツの良さが出ます。

ということでozieのカプリシャツのポイントについて5つお話しましたが、特徴をまとめるとこんな感じになります。

ozie|オジエ オジエのカプリシャツの特徴

♦カプリシャツのデメリット

ここまで良いところをお話ししてきましたが、弱点もあります。

一つ目は、着脱が少ししにくいことです。

これはプルオーバーなので仕方ありません。
Tシャツのように伸びる素材ではなくシャツ生地です。

しかも前が全部開くわけではないので、着る時、脱ぐ時に少し引っかかる感じはあります。
ここは普通の前開きシャツの方が楽です。
なので、着脱のしやすさを最優先する方には、少し面倒に感じるかもしれません。

二つ目は、カプリシャツの形的にジャケット合わせには向かないことです。

このシャツは、裾を出して一枚で着用し、完成させるシャツです。
ジャケットの中に着て、ビジネスっぽく見せるというよりも、このシャツ自体を主役にして、パンツと合わせる。
形的にカプリシャツはそういう着方が一番いいです。
寒さ対策で上に羽織るとすればカーディガンが個人的にはおすすめです。

ozie|オジエ カプリシャツのデメリット

♦オジエのカプリシャツの色別おすすめ

オジエで販売しているカプリシャツは、4色展開です。

それぞれ印象が違うので、簡単にご紹介します。
色別にイメージをまとめてみますとこんな感じになります。

ozie|オジエ 色別のイメージ

♦女性にもおすすめ!?

このシャツは女性が着てもいいと思います。
メンズのサイジングで生産していますが、メンズのシャツを少しゆるく着る感じで、女性がオーバーサイズ気味に着てもかなり雰囲気が出ます。

パンツに少し入れて、ふわっと着る。
スカートに合わせる。
大きめに着る。
そういう着方もできます。

メンズ商品ではありますが、サイズが合えば、女性にもおすすめしやすいタイプのシャツです。
プレゼントとしても面白いと思います。

ozie|オジエ 女性がカプリシャツを着用したイメージ

♦カプリシャツが向いている人・向いていない人

カプリシャツについて色々お話してきましたが、このシャツが向いている方・向いていない方は、個人的には以下のような感じになるかなと思います。

ozie|オジエ カプリシャツが向いている人・向いていない人

この表を見て自分には向いていないかなと感じられた方は、リネン100%の通常の前開きシャツや、七分袖イタリアンカラーシャツの方が合うかもしれません。
ozieではこれらのシャツも販売していますので興味があられましたらページ下部のリンクよりご覧ください。。

♦まとめ

今回ご紹介したのは、ozieで初めて展開する、麻100%のプルオーバーシャツ、カプリシャツです。
ポイントは、以下のとおりです。

ozie|オジエ オジエのカプリシャツの特徴

これは、万人向けのビジネスシャツではありません。
でも、夏の休日や旅行、リゾート、きれいめカジュアルで、
「Tシャツだけでは少しラフすぎる」
「ポロシャツだと少し普通すぎる」
そう感じている大人の方には、ぜひ一度試していただきたいシャツです。

ozieとしても初めての展開です。
今までのozieにはなかった、新しい夏の提案になります。
気になる方は、ぜひ商品ページをチェックしてみてください。

♦関連商品

⇒ オジエのカプリシャツ

⇒ オジエの麻シャツ一覧

♦関連動画

 

ozie|オジエ 執筆者 柳田敏正

執筆者

柳田 敏正 (Toshimasa Yanagida)

株式会社柳田織物 代表取締役 / ワイシャツ専門店 ozie 店長

1924年(大正13年)創業、100年超の歴史を持つ老舗シャツメーカー「株式会社柳田織物」の4代目。大学卒業後、スペシャリティストアの最高峰「バーニーズ ニューヨーク」に入社し、6年間にわたりメンズウェア全般の接客に従事。クラシックから最新トレンドまで、上質な装いと紳士の嗜みを第一線で学ぶ。

2000年に株式会社柳田織物へ入社後、2002年に直販ECサイト「ozie(オジエ)」を立ち上げる。2012年には国内有数のECサイトコンテスト「第4回 エビス大賞(現:ネットショップグランプリ)」にて最高賞『大賞』を受賞。メーカーとしてのモノづくりと、ユーザー視点のEC運営の両面で高い評価を得る。

さらに、2019年よりYouTube番組「ECの未来」のメインモデレーターを務め、数多くの経営者・専門家との対談を通じて、EC業界やビジネスの最新動向、本質的な知見の発信を続けている。ワイシャツの構造・素材・着こなしに加え、国際的なドレスコード、ビジネススタイル、フォーマルシーンに関する情報発信も行う。

専門分野:ワイシャツの構造・素材、メンズドレスウェア、ドレスコード、ビジネススタイル

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