2022.04.07
着るとひんやりタッチだけじゃない!?進化する接触冷感素材=アイスコットン使用シャツ

 

今回は接触冷感素材の1つ=アイスコットンについてお話ししたいと思います。
以前にもお話ししているんですが、その時から比べるとアイスコットンの生地がかなり進化しています。
一体何が進化しているのか?
これはぜひお伝えしておいた方がいいかもと思い、再度取り上げます。

 

♦動画目次

00:00 着るとひんやりタッチだけじゃない!?進化する接触冷感素材=アイスコットン使用シャツ
00:50 接触冷感素材って何ですか?
02:19 アイスコットンの特徴は?
05:48 進化するアイスコットン!?
08:50 まとめ

♦接触冷感素材とは?

接触冷感素材とは着用した時に肌に触れると少しひんやりした感じがする素材のことをいいます。
この接触冷感を実現するには、以下などが条件となります。

①生地内の水分を素早く吸収・拡散して気化熱を奪う
②熱伝導率・熱拡散率が高いこと
③触った時にシャリ感がある

こういう特徴を持った生地に触ると肌から生地へ瞬間的に熱が移動することでひんやり感を実現しています。
ですが、接触冷感素材は着用していて涼感を感じることができますが、その涼感が常に持続するというものではありません。

♦アイスコットンの特徴は?

①アイスコットンは綿100%!
接触冷感素材はレーヨンやキュプラといった化学合成繊維が一般的です。
ですがアイスコットンは綿100%!
天然繊維綿100%でありながら、先ほど申し上げた3つの特徴をすべてクリアしています。

この手の機能素材は合繊素材を使っていることがほとんどです。
そうすると合繊アレルギーを持っている方は着用できませんが、アイスコットンは着用可能です。

 

②超長綿=プレミアムコットンを使っている
天然繊維で3つの特徴を実現できている一つには、超長綿=プレミアムコットンを使っていることがあります。

超長綿=プレミアムコットンはそもそも吸湿性が高く、水分拡散力が強いのが一点。

そしてこのプレミアムコットンに強力な撚りをかけて強撚糸にして生地を作っていることが一点。
強撚糸は熱伝導率型が高く、熱を生地に移しやすいことから涼感を感じやすくなります。

また強撚糸を使用することで、生地にシャリ感が生まれ、汗をかいても肌にべたっと張り付きにくい効果もあります。
汗をかいたときに生地が肌にべたっと張り付くものほど不快なことはなく、着用した際にひんやり感がありながら肌への張り付きも極力防ぐというところがアイスコットンの凄いところです。

ただ逆を言うとアイスコットンはシャリ感がある=生地に張りがあるので、ソフト感はあまりありません。
ソフト感があると肌に張り付きやすくなります。
接触冷感素材=アイスコットンの特性ゆえ、ご了承くださいませ。

 

ozieではピケ・パナマ・ハチス(ワッフル)といった組織のアイスコットンを使用し、2012年からアイスコットンを使ったシャツを生産販売しております。
そもそも凹凸があって肌に張り付きにくい組織なんですが、アイスコットンを使用することにより、涼感効果をより高めています。

 

●オジエのアイスコットンシャツ

ハチス(ワッフル)
ozie|オジエ アイスコットンシャツ・ハチス・ワッフル・8045-A03B-BLUE

ozie|オジエ アイスコットンシャツ・ハチス・ワッフル生地・8045-A03B-BLUE

パナマ

ozie|オジエ アイスコットンシャツ・パナマ・8045-U03B-BLUE

ozie|オジエ アイスコットンシャツ・パナマ生地・8045-U03B-BLUE

 

アイスコットンはジャケット生地や、ポロシャツで使用するニット生地で有名で、セレクトショップで扱われているザノーネという高級ニットブランドでアイスコットンは多用されています。

アイスコットンにはこのような下げ札が付いています。
ozie|オジエ アイスコットン下げ札

♦進化するアイスコットン

このように涼感効果を得ることのできるアイスコットンですが、タイトルに「進化する接触冷感素材=アイスコットン」と書きました。
一体何が進化しているのか?
今回お伝えしたい一番のポイントはここです。
それは、洗濯後にしわになりにくいということ。

 

強撚糸を使って作った生地はそもそもしわになりにくいのですが、ozieで使っているアイスコットンにはすべてイージーケア加工を施しています。

通常イージーケア加工の綿100%ですと洗濯後のアイロンがけは必要になることが多いですが、そもそもしわになりずらい強撚糸+イージーケアの組み合わせで防しわ性抜群です!
ozieでは前述の通りピケ・パナマ・ハチス(ワッフル)といった組織のアイスコットンを使用していますが、これらは通常でもしわが目立ちにくい組織なので、その効果は絶大です。

動画でご紹介しているのは個人的に所有しているアイスコットンシャツですが、アイロンをかけなくてもあのような状態です。
私は過去に1回もアイロンをかけたことはありません。
(しわについては個人感覚の差がございます。ご了承ください)

 

私の洗濯後アイロンをかけていないシャツをご覧いただきましたように、洗濯後のアイロンがけがほぼ不要といっても過言ではないアイスコットンですが、洗濯の仕方次第ではしわができることは当然あります。
それは洗濯機の中で他の衣類と絡んでしまうこと。
袖部分などが特に絡みやすいですが、絡むとしわだらけになってしまいます。

からみを防ぐには洗濯ネットに入れることが大事です。
洗濯ネットに入れる一手間をかけるだけで防しわ効果がより高まります。

アイスコットンに限らず、ワイシャツは洗濯ネットに入れることで防しわ効果が高まりますので、お洗濯の際にはぜひ入れて洗ってください。

♦まとめ

・アイスコットンは綿100%の接触冷感素材。

・接触冷感素材とは着用した時に肌に触れると少しひんやりした感じがする素材のこと。

・ozieで使用しているアイスコットンはイージーケア加工付き=もともとしわになりにくい素材ですが、さらに防しわ性抜群!

・快適に着用できるだけでなく、洗濯後のお手入れも楽という、洗濯頻度の多くなる春夏にふさわしいシャツとしておすすめ。

♦関連商品・動画紹介

⇒ アイスコットン商品一覧

 


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