スーツやジャケットに合わせる靴下にルールやマナーが有るのをご存知ですか？
今回はスーツやジャケットに合わせるソックスについて、春夏編ということでお話しします。

♦動画目次

00:00 スーツやジャケットスタイルに合わせるおすすめの靴下~春夏編
00:40 春夏のスーツスタイルに履くべきソックスとは！
02:31 春夏にロングホーズを履く利点
04:37 春夏のビジネスシーンにおすすめのもう一つのソックスとは？
06:35 春夏のビジネスシーンにベリーショートソックスを履くことの利点
09:08 まとめ

♦春夏のスーツスタイルに履くべきソックスとは！

春夏のスーツやジャケットスタイルにあわせるおすすめの靴下は、”ロングホーズ”です。
丈の長いソックスのことをロングホーズといいます。
通常のスーツに合わせるおすすめの靴下は春夏も秋冬も基本的には変わりません。

♦ロングホーズがおすすめな理由

なぜロングホーズがいいのか？
理由は2つあります。

①足を組んだり動いたりしたときにすね毛が見えないこと。
②動いてもずり落ちてこないので、パンツの裾から見えるソックスにしわができないため、見た目に美しいこと。

昨今はパンツの裾幅がやや細めのものが多く、股下を短めに上げることが増えているなかで靴下の露出が増えています。
そういう観点からも見た目に美しいホーズはおすすめです。

ということで通常のソックスは足を組んだり動いたときにすね毛が見えることがあります。
またずり落ちて着やすいので、裾から見える部分が皺になりやすいので、見た目に美しくありません。
写真を見ていただくとわかると思いますが、一目瞭然ですね！

長い靴下を履くなんて格好悪い、と思われる方もいらっしゃると思いますが、スラックスを脱がなければわからないので、心配する必要はありません。
それどころか前述の通り、スラックスの裾から見えるシルエットが非常にきれいですし、すね毛を見せなくてすむわけなので、おすすめです。

♦春夏にロングホーズを履く利点

「春夏にロングホーズ履いたら、足が暑くてたまらないんじゃないの？」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

個人的にはむしろ逆で、ふくらはぎにソックスがあることで汗をかいたときに足がスラックスにまとわりつかなくなるという利点があります。
汗をかいたときにふくらはぎとスラックス部分がピタッと張り付いて気持ち悪い思いをされた経験、どなたもお有りかと思います。それを防ぐことが出来ます。

【素材のおすすめ】
コットンや綿麻、クールマックス使いなんていうのもありますので基本はこのあたりがおすすめですが、薄手であればウールもいいかと思います。

理由は、ウールは臭いがつきにくい＝抗菌・消臭効果があるというのが一番です。
その他にも通気性・吸湿性・放湿性に優れていて春夏は涼しく、ベタつかないという利点があります。

春夏の場合はあくまで薄手のウール前提ですが、スケスケになるくらい薄いホーズだと、肌の色やすね毛が見えたりしてしまうことがあるので、これもおすすめしません。
ビジネスでよく履くくらいの厚さのものを選んでください。

♦春夏のビジネスシーンにおすすめのもう一つのソックスとは？

ここまでは秋冬と同じなんですが、春夏版として私が多用していることもあっておすすめしているのが「ベリーショートソックス」。

（画像参照元：ユニクロ商品）

えっ、ベリーショートソックスなんて履いたら、すね毛は見えるし、汗をかいたらふくらはぎにパンツがまとわりつきやすくなるのでは？という声が聞こえそうです。
プレーンなって言ったら変ですが、通常のスーツの場合はロングホーズ一択です。

ベリーショートソックスは、写真のようにローファーやスニーカーを履き、裾幅が細めのパンツをくるぶし部分の素肌を露出して合わせる場合におすすめです。

カジュアルスーツを着用の場合、もしくはパンツ単品でジャケットもしくはシャツ一枚で合わせる場合を想定した場合のおすすめです。
このコーディネートはドレスコードがゆるい会社のみ通用するパンツの着用例なので、この履き方ができる会社にお勤めの方限定にはなってしまいます。

♦春夏のビジネスシーンにベリーショートソックスを履くことの利点

すね毛は見えてしまうかもしれませんが、ベリーショートソックスを履いて、くるぶしの部分の素肌を見せることの利点は3点あります。
大前提として、最近のビジネス用パンツは裾幅が細いパンツが多く、この類のパンツはくるぶし丈で裾上げしないとパンツのラインがきれいに見えない、という事実があるということでご覧ください。

①クッションがないほうが視覚的にスッキリ見える＝足が長く見える。
その時に素肌が少し見えるほうがより視覚的に長く見える。

②涼しげに見えるし、スタイリッシュに見える。

③くるぶし丈で裾上げしたパンツに靴下が見えるとスタイリッシュに見えない（ダサく見える）

ベリーショートソックスをはいている例

裾上げ短めのパンツに靴下を履いている例

ベリーショートソックスを履いてくるぶし丈で合わせたパンツを素足風で合わせるのは春夏ならでは！
クラシックなビジネススタイルとは一線を画しますが、現代版ビジネススタイルの一つとしてこのようなスタイリング化可能な職場にお勤めであれば、春夏時のベリーショートソックスはおすすめです。

このスタイリングにはパンツの裾の長さが重要になってきます。
これについては過去にビジネス用パンツの裾上げのベストな長さについて～春夏版ということで動画をとってありますので、ご興味おありの方はページ下部に動画のご案内をしておりますのでご覧ください。

♦まとめ

・通常のスーツに合わせる靴下は春夏も秋冬もロングホーズがおすすめ

・春夏にロングホーズを履くメリット
①すね毛を見せなくてすむ
②スラックスの裾から見えるホーズのシルエットがきれい
③汗をかいたときに足がスラックスにまとわりつかなくなる

・裾幅が細めのパンツを履くときにはベリーショートソックスが個人的におすすめ

・春夏にベリーショートソックスを履くメリット
①視覚的にスッキリ見える
②涼しげに見えるし、スタイリッシュに見える
③くるぶし丈で裾上げしたパンツに靴下が見えるとスタイリッシュに見えないから

♦関連商品・動画紹介

⇒　スーツやジャケットスタイルに合わせるおすすめの靴下～秋冬編（動画）

⇒　ビジネス用パンツの裾上げのベストな長さについて（動画）

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