2024.04.05
ネクタイの幅って、どれくらいがいいんですか?ビジネスシーンに最適なネクタイの幅の選び方

 

先日お客様にネクタイの幅について質問をいただきました。
それはネクタイの幅って、どれくらいがいいんですか?というものでした。

そもそもネクタイの幅が気になると言うことがポイント高いなと思いましたが、これについてはお話したいことがあるなと思ったので、今回はビジネスシーンに最適なネクタイの幅の選び方についてお話いたします。

ネクタイの幅についてというと、ネクタイのことを知らないお若い方=新社会人向けと思うかもそれませんが、今回のお話は40代50代の方に知っておいていただきたい話もあるので、年代かかわらずご覧いただけたら嬉しいです。

 

♦動画目次

00:00 ネクタイの幅って、どれくらいがいいんですか?ビジネスシーンに最適なネクタイの幅の選び方
01:45 ネクタイの幅の種類について
04:40 ネクタイの幅の最適な選び方
09:43 ナロータイのあわせ方
12:15 まとめ

♦ネクタイの幅の種類について

ネクタイの幅についての一般的な呼び方には2種類あります。

普通幅のネクタイのことを一般的に”レギュラータイ”、細い幅のネクタイのことを”ナロータイ”と呼びます。
ネクタイの幅についてはこの2種類に分かれると思っていただいていいでしょう。
9.0cm以上の幅のネクタイをワイドタイといいますが、現状既製品ではほぼ皆無なのであえて外します。

 

Q:普通幅のネクタイ=レギュラータイとナロータイはどれくらいの幅のネクタイのことを指すのか?
A:私個人的には、大剣の幅が7.5cm〜9cmまで、ナロータイは大剣の幅が7.0cm以下がそれに該当すると考えています。

ozieでは通常幅は8.0cm、ナロータイは6.5cm幅で統一しています。
比較するとこんな感じです。

ozie|オジエ オジエのレギュラータイとナロータイの幅の違い
 

Q:普通は通常幅のレギュラータイだけ扱っていれば良さそうなものですが、ozieではなぜ通常幅・細い幅両方のネクタイを取り扱っているか?
A:使用シーンに合わせて、両方用意しています。

♦ネクタイの幅の最適な選び方

ネクタイの幅はラペルの幅にあわせて同じくらいのものを選ぶと見た目のバランスが良いです。

ラペルと大剣の幅はどこの部分かというと。
ozie|オジエ ラペルの幅はどこの部分か

ozie|オジエ 大剣はどこの部分か

Q:一般的なビジネス用スーツのラペル幅はどれくらいか?
A:昨今は8.0cm前後が標準かなと私は思っています。現状は8.0cmのラペル幅のスーツが非常に多いです。

これが7.5cmのラペル幅のスーツが多い時もありましたし、私が就職したばかりの30年前は8.5cmとか9cm幅の太めのラペル幅が多かったイメージです。
なので私がバーニーズに努めていた頃のインポートネクタイを引っ張り出してみると、9cm幅のものが多かったです。中には9.5cm幅のものもありました。
バーニーズで働いていたときのネクタイは今見ても良い柄だなと思えるものが多いのですが今は結べません。タンスの肥やしです。
なぜかといえば、今のジャケットのラペル幅に合わないのからです。
8.0cmのラペル幅に太めの幅のネクタイを合わせると以下の写真の様に明らかに違和感があります。

ozie|オジエ ラペル幅の違うネクタイの着用イメージ

ozie|オジエ ラペル幅の違うネクタイ比較

なので今のビジネスシーンに最適なネクタイの幅は?と聞かれれば、現状のスーツで一般的なラペル幅=8.0cmの幅のネクタイを選ぶのが最適と言えます。

ネクタイの幅が0.5cmくらいずれるのは範囲内とお考えいただければ、7.5cmから8.5cmの間の幅でネクタイを揃えておけばまんべんなく使用できるかなと思ってください。

メンズのビジネスウェアはぱっと見た目の形があまり変化しないので、トレンドがないと思われがちです。カジュアルのように毎年トレンドが変わることはありませんが、実は長い年月をかけて少しずつ変化しています。ジャケットのラペル幅がそうですし、そういう意味ではネクタイの幅も同様です。

なのでネクタイは昔買ったものでも状態が良ければずっと使えると思うかもしれませんが、実はトレンドがあって少しずつ変化してるので、今のスーツには昔のネクタイは合わないことが多いとお考えください。
気になったら、ネクタイとラペル幅を測ってみてください。

♦ナロータイのあわせ方

最後にozieで扱っているナロータイについてお話します。
ナロータイは基本はビジネスには不向きです。

ozieで扱っているナロータイは6.5cmとお話しましたが、ビジネス用のスーツで6.5cm幅は基本ありません。ラペル幅が6.5cmの細いものは、かなり細身のスーツか、デザイナーブランドのスーツくらいに限られます。ナロータイはこういうスーツにあわせて取り扱っているとお考えください。

ナロータイを普通のスーツに合わせると、ラペルとネクタイの幅が違いすぎて違和感があります。
なのでおすすめできません。

ozie|オジエ ラペル幅の違うスーツに6.5cmのナロータイを合わせた着用イメージ

♦まとめ

▼今のビジネスシーンに最適なネクタイの幅は?

・現状のスーツで一般的なラペル幅=8.0cmの幅のネクタイを選ぶのが最適
ネクタイの幅はラペルの幅にあわせて選ぶのが見た目のバランスがいいです。
現状は8.0cmのラペル幅のスーツが非常に多いです。

・ネクタイの幅が0.5cmくらいずれるのは範囲内とお考えいただければ、7.5cmから8.5cmの間の幅でネクタイを揃えておけばまんべんなく使用できるかなと思ってください。

♦関連商品・動画紹介

⇒ ozieで取り扱っているネクタイ一覧ページ

 

ozie|オジエ 執筆者 柳田敏正

執筆者

柳田 敏正 (Toshimasa Yanagida)

株式会社柳田織物 代表取締役 / ワイシャツ専門店 ozie 店長

1924年(大正13年)創業、100年超の歴史を持つ老舗シャツメーカー「株式会社柳田織物」の4代目。大学卒業後、スペシャリティストアの最高峰「バーニーズ ニューヨーク」に入社し、6年間にわたりメンズウェア全般の接客に従事。クラシックから最新トレンドまで、上質な装いと紳士の嗜みを第一線で学ぶ。

2000年に株式会社柳田織物へ入社後、2002年に直販ECサイト「ozie(オジエ)」を立ち上げる。2012年には国内有数のECサイトコンテスト「第4回 エビス大賞(現:ネットショップグランプリ)」にて最高賞『大賞』を受賞。メーカーとしてのモノづくりと、ユーザー視点のEC運営の両面で高い評価を得る。

さらに、2019年よりYouTube番組「ECの未来」のメインモデレーターを務め、数多くの経営者・専門家との対談を通じて、EC業界やビジネスの最新動向、本質的な知見の発信を続けている。ワイシャツの構造・素材・着こなしに加え、国際的なドレスコード、ビジネススタイル、フォーマルシーンに関する情報発信も行う。

専門分野:ワイシャツの構造・素材、メンズドレスウェア、ドレスコード、ビジネススタイル

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