2026.05.15 /
ノーネクタイに最適な襟型とは?

ノーネクタイで「何を着ればいいか分からない」という方は多いかと思います。
でも実は、襟型には明確な“向き・不向き”があります。

前回は、ノーネクタイで損をしやすいシャツの共通点として以下のお話をしました。
・襟が寝る
・襟が小さい
・開き方が中途半端
・サイズが合っていない
・襟のハリが弱い

さらに、以下の襟型はノーネクタイでは不利になりやすい、という話もしました。
・レギュラーカラー
・ワイドカラー
・タブカラー / ピンホールカラー

今回はその続きとなります。
では、何を選べばいいのか?
ここを整理します。

 

♦動画目次

00:00 オープニング
01:09 ノーネクタイに最適な襟型とは?~結論~
01:32 なぜ“立体”が重要なのか
02:13 ベースになる襟型
03:07 ノーネクタイに最適な襟型
05:10 ボタンダウンはどう考えるか
06:35 襟型選びでやってはいけないこと
07:04 ノーネクタイシャツをどう選ぶか
07:20 まとめ
07:55 クロージング

♦ノーネクタイに最適な襟型とは?~結論~

ノーネクタイで重要なのは、
首元に“立体”ができるかどうかです。

つまり
・自然に開く
・適度に立つ
・Vゾーンがきれいに見える
この3つが成立する襟型が、ノーネクタイに向いています。

ozie|オジエ 衿元の”立体”がすべてを決める

♦なぜ“立体”が重要なのか

ネクタイがあるときは、 Vゾーンはネクタイで完成します。
でもノーネクタイになると、首元そのものがVゾーンになるので
・襟の開き方
・立ち方
・バランス
これらがそのまま見た目になります。

だからノーネクタイは難しい。
逆に言うと、ここが整えば一気に洗練されるということです。

ozie|オジエ ネクタあり・なしの違い

♦ベースになる襟型

【ホリゾンタルカラー(カッタウェイ)】

ozie|オジエ ホリゾンタルカラー

呼び方は違いますが、同じ襟型です。
特徴はノーネクタイで着用すると
・やや後ろに開く=横に広がらない
・首元に空間ができる
・立体感が出る

基本ワイドカラーの1種類なのでクセが少なく、初めて着用される方でも違和感が出にくく、更にネクタイもできる両用の襟型なので、あらゆるシーンに対応可能です。
まず最初に選ぶならホリゾンタルカラーです。

ozie|オジエ ワイドカラーとホリゾンタルカラーの襟の開き方の違い

ただし、ここで一つ重要な視点があります。
ホリゾンタルカラーは、 「ノーネクタイでも使える襟型」ですが、 「ノーネクタイのために作られた襟型」ではありません。

ozie|オジエ シャツの設計思想の違い

♦ノーネクタイに最適な襟型

【イタリアンカラー(ワンピースカラー)】

ozie|オジエ イタリアンカラー

そしてここが一番重要です。
イタリアンカラー(=ワンピースカラー)は、設計思想が違います。

通常のシャツは、 ネクタイを締めて完成ですが、イタリアンカラーは、ノーネクタイで完成するように作られている襟型です。

ozie|オジエ タイドアップ用シャツとイタリアンカラーシャツ

だから
・襟が自然に立つ
・首元に立体ができる
・Vゾーンがきれいに出る
これらが最初から成立しています。

ノーネクタイ前提で考えるなら、最も合理的な襟型、それがイタリアンカラーです。

ozie|オジエ イタリアンカラーシャツ2

♦オジエのイタリアンカラーシャツ

イタリアンカラーの形は、実は一つではありません。

ozieでは、3種類を展開しています。
・イタリアンカラースキッパー
・イタリアンカラーボタンアリ
・イタリアンカラーワイド

ozie|オジエ オジエのイタリアンカラーシャツ3種類

なぜ3種類あるのかといいますと、同じイタリアンカラーでも形が変わることでノーネクタイ時の見せ方を変えられるからです。
ozieで扱っている3種類のイタリアンカラーで言うと、

・スキッパー →ノーネクタイで差別化を測る際に有効。見た目にスタイリッシュ。
・ボタンあり → スキッパーよりソフトな印象を与えるバランス型。
・ワイド → イタリアンカラーの中で一番ビジネス寄りで安定感。

同じイタリアンカラーでも、着用した際の印象は変わります。
そしてここまで細分化してイタリアンカラーを展開しているショップは、かなり珍しいと思います。

♦ボタンダウンはどう考えるか

ボタンダウンは少し特殊です。
結論としては、当然OKですが、選び方で差が出やすい襟型です。
“ボタンダウンだったらすべてOK” ということではありません。

良いボタンダウンは、以下のような条件を満たしています。
・襟が小さすぎない
・立体感がある
・つぶし襟ではない ※つぶし襟とは襟が立っていない、畳まれた状態でぺったんこになっているカジュアルな襟

ozie|オジエ ビジネスのノーネクタイにOKなボタンダウン

逆に、ボタンダウンでも、これらに当てはまるとビジネスにおけるノーネクタイには不向きです。
・ハリがなく、柔らかすぎる襟
・襟が寝ている
・小さすぎる

ozie|オジエ ビジネスのノーネクタイに不向きなボタンダウン

♦襟型選びでやってはいけないこと

ここまでの話を踏まえると、ノーネクタイ時のワイシャツ選びで一番やってはいけないのは、
タイドアップ前提のワイシャツを、ノーネクタイ着用時に選ぶこと・着ることです。

・普段の延長で選ぶ
・無難そうだから選ぶ
・なんとなく選ぶ
このように選ぶと、ノーネクタイではスタイリッシュに見えません。

ozie|オジエ 襟型選びでやってはいけないこと

♦ノーネクタイシャツをどう選ぶか

シンプルに、首元だけ見て成立しているか、です。

以下の内容に当てはまっているか、確認すればOKです。
・シャツ1枚でも成立するか
・ジャケットを脱いでも崩れないか
・首元に立体があるか

ozie|オジエ 首元だけみて成立しているシャツ

♦まとめ

ノーネクタイに向いている襟型は、

・ホリゾンタルカラー(カッタウェイ)
・イタリアンカラー(ワンピースカラー)
そしてボタンダウンは条件付きでOKです。

ただし最も重要なのは、首元の立体が成立しているかどうかです。

ozie|オジエ ノーネクタイ襟型マップ

♦関連商品

⇒ オジエのイタリアンカラー3種類

⇒ オジエのホリゾンタルカラー

♦関連動画

 

ozie|オジエ 執筆者 柳田敏正

執筆者

柳田 敏正 (Toshimasa Yanagida)

株式会社柳田織物 代表取締役 / ワイシャツ専門店 ozie 店長

1924年(大正13年)創業、100年超の歴史を持つ老舗シャツメーカー「株式会社柳田織物」の4代目。大学卒業後、スペシャリティストアの最高峰「バーニーズ ニューヨーク」に入社し、6年間にわたりメンズウェア全般の接客に従事。クラシックから最新トレンドまで、上質な装いと紳士の嗜みを第一線で学ぶ。

2000年に株式会社柳田織物へ入社後、2002年に直販ECサイト「ozie(オジエ)」を立ち上げる。2012年には国内有数のECサイトコンテスト「第4回 エビス大賞(現:ネットショップグランプリ)」にて最高賞『大賞』を受賞。メーカーとしてのモノづくりと、ユーザー視点のEC運営の両面で高い評価を得る。

さらに、2019年よりYouTube番組「ECの未来」のメインモデレーターを務め、数多くの経営者・専門家との対談を通じて、EC業界やビジネスの最新動向、本質的な知見の発信を続けている。ワイシャツの構造・素材・着こなしに加え、国際的なドレスコード、ビジネススタイル、フォーマルシーンに関する情報発信も行う。

専門分野:ワイシャツの構造・素材、メンズドレスウェア、ドレスコード、ビジネススタイル

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