2026.02.06 /
卒業式・入学式の父親の服装|失敗しないスーツコーディネート【2026年版】

 

毎年卒業式や入学式が近づく時期になると、「父親はどういうスーツスタイルがいいのか?」という相談が、本人のみならずコーディネートを任されている奥様からも必ず増えてきます。
それがあって2021年に『卒業式・入学式の父親の服装』という動画を出してから5年が経ちました。
この動画はおかげさまで多くの方に見ていただきましたが、実はこの5年で、スーツのトレンドや式典の雰囲気は少しずつ変化しています。
「普段仕事で着用しているスーツを式典に着ていって大丈夫かな?」とか「数年前に買ったスーツだけど、そのスーツで参列して大丈夫かな?」と不安になったり疑問に思う方が多いからこそ、質問が多いのだと思います。

 

基本的には2021年にアップしました『卒業式・入学式の父親の服装』という動画の考え方で今でも通用します。
しかしここ数年で、卒業式・入学式における「父親の服装の基準」は静かに変わってきていると私は思っています。
理由はシンプルです。

・式典後の写真や動画で“写り”が強く意識されるようになったこと=家族がかっこよく写っている父親の方が良いと思う
・一緒に参列される母親の装いがいい意味で年々アップデートされている=おしゃれになってきていること

 

こうした変化の中で、父親の服装はお子様の考え方や母親のおしゃれに合わせて、ただスーツを着ればいいというより一段上の基準=ファッショナブルさがあったほうがいいと個人的に思っています。

そこで今回は 2026年の今だからこそ押さえておきたい卒業式・入学式における父親の服装について、以下について整理してお話していきます。

・避けたほうがいいスーツの特徴
・安心して選べる色・シルエット
・シャツやネクタイでの調整ポイント

 

基本は5年前にUPしました『卒業式・入学式の父親の服装』という動画でお話していて、根本は今も変わっていません。
もしご覧になっていないようでしたら、まず5年前の動画をご覧いただいたうえで、今回の動画をご覧ください。
動画はページ下部よりご覧ください。

ozie|オジエ 入学式・卒業式イメージ

 

♦動画目次

00:00 オープニング
02:51 避けるべきNGスーツ・NGコーデ(2026年基準)
06:34 昨今のスーツ基準|迷ったらこの方向
09:45 シャツとネクタイで「式典仕様」に仕上げる
14:36 まとめ

♦避けるべきNGスーツ・NGコーデ(2026年基準)

まず押さえておきたいのは、主役は卒業・入学される方で次に母親、最後に父親という序列はいつまで経っても変わらないということ。
なので卒業式・入学式では、目立たないこと=評価されないことではありません。
これを踏まえてまず、2026年時点でNGなスーツに触れたいと思います。

 

《NG① ブラックスーツ》

昨今、若い方を中心にビジネスシーンで着用される方が多いブラックスーツ。
フォーマルシーンで着用してもOKなんだから、ブラックスーツは当然OKでしょうと思われる方が多いかもしれませんが、卒業式・入学式でブラックスーツは以下の理由から、基本NGです。

・奥様のスタイルと合わない、合いにくい(奥様は全身黒で参列しない)

・冠婚葬祭の印象が強く出る=ファッショナブルに見えにくい

・写真に写った際に暗く沈んで見えやすい

・少し堅すぎる」「場の空気と合っていない」そう見られやすい

ozie|オジエ ブラックスーツでの入学式・卒業式の参列はNG

 

《NG② 日常頻繁に着用している仕事用スーツを式典で着用》

平日ヘビーユースで使用しているスーツは、式典では“仕事感”が前に出やすくなります。
着慣れている=きちんと感は当然あると思いますが、ハレの日のフォーマル感が感じられにくいと思います。
「式典という厳かな場に対して少し浮いている」 そう見えてしまうことがあります。

 

《NG③ 極端なシルエット》

ozie|オジエ 細すぎ・太すぎスーツ

細すぎる → 若作り・無理している印象
太すぎる → 昔のスーツ感が出る

2026年に評価されるのは、今は**『程よいゆとり』があるクラシックなシルエットが主流です。
体型を強調しすぎない、 落ち着いた大人のラインです。

ozie|オジエ 適度なゆとりのスーツ

 

《NG④ 主張の強いシャツ・ネクタイ》

・ボタンダウンシャツ、イタリアンカラーシャツはNG

・派手なストライプシャツや柄物ネクタイ→父親が目立ちすぎるのはNG

・ノーネクタイでの参列はNG。必ずタイドアップで。

NGなシャツとしてはボタンダウンシャツ→カジュアルな襟型なので、できれば選ばないこと。
同様の理由からozieで大プッシュしているイタリアンカラーシャツもNGです。
というのは式典参列はタイドアップが基本なので、ノーネクタイ用のシャツはNGです。

ozie|オジエ ボタンダウンシャツ、イタリアンカラーシャツはNG

最終的には個人の自由になりますが、いい父親像を印象付けたいなら、ネクタイは必ず身につけるようにして下さい。
ネクタイをしないほうが楽かもしれませんが、だらしなく見えがちです。
かっこいいお父さん像には見えにくいと個人的に思います。

ozie|オジエ ノーネクタイ・イメージ

♦昨今のスーツ基準|迷ったらこの方向

NGを避けた上で、 次は安心して選べる基準を整理します。

 

《色はこの2択で十分》

① ネイビー
・無難と言われようが、入学式・卒業式では最強アイテム
・写真映りが良い
・ネイビーの中でもミッドナイトブルーがおすすめ

② グレー
・落ち着きがある
・ミディアムグレーからライトグレーよりのやや明るめのグレーがおすすめ
・色で差別化を図るならグレー

 

この2色から選べば、「失礼」「浮く」と感じられる可能性はほぼありません。

補足しますと、ミッドナイトブルーは太陽光の下では青みがかって見え、室内では黒に近く見えるネイビーの1種。
結婚式でも使えるので持っておくといざというときの一着として重宝します。
グレーに関してはネイビー着用の方が多いイメージなので、色で差別化を測るならグレーがおすすめです。

ozie|オジエ ネイビーとグレースーツの着こなし

 

《シルエットの正解》

・肩・胸に無理がなく、ウエストは絞りすぎない=全体的に適度なゆとりがある
・パンツは細すぎず、太すぎず=ワンタックのパンツがおすすめ
・形はシングルのスリーピースが一番おすすめ
・形で差別化を図るなら6つボタン2つが掛けのダブルブレストが個人的におすすめ

 

タイトなぴったりとしたサイズ感のスーツではなく、肩はジャスト、身幅には拳一つ分のゆとりを持たせ、パンツは少し股上の深いワンタック入りを選ぶと、昨今のトレンドでもある『余裕のある大人のシルエット』を表現できます。

ozie|オジエ 余裕のある大人のシルエット

形に関してはフォーマル使いができて汎用性の高いスリーピースが一番おすすめですが、他の人と一緒はいや、差別化を図りたいと言う方はネイビー無地の6つボタン2つが掛けのダブルブレストが個人的にはおすすめです。

ozie|オジエ シングルのスリーピースと6つボタン2つが掛けのダブルブレスト

 

《素材は「上質なウール」が正解》

・ウールの上質な光沢を感じさせるネイビーやグレー無地
・光の加減で織り柄(ヘリンボーンやシャドウストライプ)が浮き上がる無地の素材
・ストライプはピンストライプまでの細いものまでが許容範囲

 

やはり適度な光沢のある上質なウール使いのネイビーやグレー無地は、見栄え・写真映りともに抜群です。
ヘリンボーンやシャドウストライプといった織り柄が入った無地の生地は、光のあたり具合で表情が変わります。

式典に使える上品なスーツは、セレモニーシーンでも使えて、仕事着としてはヘビーユースではなくここぞというときに着用するものとして考えていただきたいので、柄は最小限に抑えるほうが個人的にはおすすめです。

ozie|オジエ ヘリンボーン柄・シャドウストライプ

♦シャツとネクタイで「式典仕様」に仕上げる

スーツ選びは重要ですが、ワイシャツとネクタイ選びは式典仕様に仕上げるのに大事なアイテムです。
写真や動画では、ワイシャツ・ネクタイの組み合わせが目立ちます。

 

《シャツは「白無地」か「サックス無地」》

・ワイシャツの色は白無地かサックス無地のいずれかでOK
・織り柄の有無はお好みでいい
・襟型はワイドカラー・ホリゾンタルカラー・レギュラーカラーの3種類がおすすめ
・袖口がダブルカフスだと尚良し

 

基本は白がいいですが、白以外であれば水色=サックスもありです。
誠実なイメージを与えられますし、ネクタイに明るめの色を持ってきたいとお考えの方は、むしろサックス無地のほうが相性はいいです。

ozie|オジエ 白とサックス色のシャツ

襟型についてはタイドアップが絶対なので、タイドアップ用の襟型を選ぶようにして下さい。
とりわけその中でもワイドカラー・レギュラーカラー・ホリゾンタルカラーは個人的におすすめです。

また、袖口はもしこだわるなら、セレモニーシーンに最適なダブルカフスのシャツを着用するとよりカチッと感が出ます。
しかしこれはどちらでも構いません

ozie|オジエ ダブルカフスシャツ

 

《ネクタイ選びは「どう印象付けたいか?」》

卒業式・入学式で良い父親像を印象付けたいなら、ネクタイは必須アイテムです。
この手の式典にはネクタイは必ず身につけるようにして下さい。
色に関しては、基本ご自身のお好みでよいですが、フォーマル感を出そうと思えばこの3色と柄を組み合わせたネクタイがおすすめです。

▼色
ネイビー、グレー、ワイン

▼柄
無地、小紋柄、ドット柄

 

色に関しては入学式・卒業式で使い分けるのもよいと思います。
卒業式は落ち着き・誠実さ、入学式は清潔感・爽やかさといった具合に、色を変えることで与える印象を使い分けることもできます。

▼卒業式
・ネイビー、ワイン、グレーの基本3色
→落ち着き・誠実さを全面に

▼入学式
ネイビー、ワイン、グレーの基本3色に加え、淡いブルーや春らしい中間色
→清潔感・爽やかさ・新しいスタートといった印象

ozie|オジエ ネクタイの色柄で入学式と卒業式の印象を変えてみる

 

卒業式・入学式の父親の服装で大切なのは、「きちんとした身なりのかっこいいお父さん 」をどう演出するか?だと私は思っています。
主役はお子さん、次に母親。父親は決して目立つ必要はありません。
しかし同時に、ただスーツを着ていればいい時代でもなくなってきました。

・ネイビー、グレースーツ着用
・シルエットや素材感にほんの少し気を配る
・ワイシャツとネクタイで式典仕様に整える

この3つが揃うと、周囲からは自然に 「きちんとしているスタイリッシュなお父さん」 として自然に映ります。
お子さんの門出を祝う大切な一日。
写真や動画として長く残る一日だからこそ、後から見返したときに「これで良かった」と思える装いを選んでいただければと思います。

♦まとめ

【卒業式・入学式の父親の服装|失敗しないスーツコーディネート【2026年版】】

・卒業式・入学式の主役は子ども、父親は目立たなくていい

・スーツはネイビーかグレー。ブラックスーツは基本NG。

・シルエットは細すぎず、太すぎず「程よいゆとり」

・シャツは白無地 or サックス無地

・ネクタイは必須。派手にせず、フォーマル感重視

・卒業式は落ち着き、入学式は少し明るさを意識

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