2025.06.27 / 白シャツに白インナーはNG!本当に透けない下着の色は?
突然ですが、白いワイシャツを着る時、下に着るインナーって何色を選んでいますか?
やっぱり『白』が無難かなって思って、白のインナーを選んでいる方、多いのではないでしょうか?
ここozieのショールームでお客様とお話していて、白ワイシャツの下に白のインナーを着用しているというお客様、非常に多いんです。
なんですが実はそれ、大きな間違いかもしれません!
「え、そうなの!?」って思った方、多いですよね。
白いシャツに白い下着を合わせると、かえってインナーのラインがくっきり浮き出てしまって、『下着、着てます!』感が出てしまうことがあるんです。
そこで今回は、本当に透けないインナーは何色なのかを徹底検証します!
目次
♦動画目次
00:00 オープニング
01:18 【徹底比較】本当に透けないインナーの色はどれ!?
03:33 白のインナー
04:27 ライトグレーのインナー
04:57 オレンジのインナー
05:57 ベージュのインナー
06:30 検証結果と理由
08:38 クロージング
12:02 まとめ
♦【徹底比較】本当に透けないインナーの色はどれ!?
今回、比較検証するために用意したインナーはグンゼさんの定番インナー=YV1912。
このYV1912はVネックと袖口に縫い目がなく、切りっぱなしになっているカットオフ仕様。
縫い目がない=段差がないことから、シャツ越しに下着を着用しているのがわかりにくい仕様になっています。
カットオフになっていると、耐久性はないのでは?と思われるかもしれませんが、あのユニクロさんのカットオフ仕様のインナーより丈夫で長持ちするというレビューをよく見かけるくらい、しっかりしているインナーです。
今回はYV1912で販売されているこちらの4色で比較検討します!
【白】
【ライトグレー】
【スモークオレンジ】
【ベージュ】
YV1912の4色を、ドレスシャツの定番素材=ブロード使いのシャツの下に実際に着てみて、どれが一番透けにくいのかを比較していきます。
ブロードは光沢があってドレッシーな素材ですが、生地はやや透け感のある薄手の素材です。なので色による見た目の違いがわかりやすいワイシャツを使用して比較します。
《白のインナー》
まずは、多くの方が選んでいそうな『白』のインナーから見ていきましょう。
いかがでしょうか?
インナーの輪郭がくっきりと見えると思いませんか?
白シャツと白インナーの境界線が影になり、かえって目立っています!
白いシャツの上から白いものを重ねると、その重なった部分がより白くなって、肌の色とのコントラストでかえって目立ってしまいます。
これは意外な落とし穴です。
《ライトグレーのインナー》
続いては、『ライトグレー』です。どうでしょうか?
これは、さっきの白と比べると、かなり目立ちにくくないですか?
白よりも色のトーンが少し暗いことで、肌の色とワイシャツの白との間の “つなぎ” のような役割を果たしてくれて、境界線が曖昧になります。
これはかなり優秀です。
《オレンジのインナー》
続いては、ちょっと意外な色、『スモークオレンジ』です!
赤茶っぽい色めの、どちらかというとピンクに近いようなオレンジですね。
『え、オレンジなんて派手じゃない?』と思いますよね。果たして結果は?
どうでしょう!?これは全然透けてないですね!下着を着ているのがわからないです!
オレンジは、肌の色に含まれる赤みを補ってくれる効果があると言われています。
ですので肌の色によっては、驚くほど馴染むことがあるんです。
色白よりは色黒の方のほうが相性の良い、少し人を選ぶ色だと個人的には思っています。
《ベージュのインナー》
そして最後は、『ベージュ』です!
いかがでしょうか!これはもう、ほとんど何も着ていないかのように見えませんか?
インナーの境界線がどこにあるのか、ほとんど分かりません。
肌の色に一番近いベージュは、ワイシャツとの色の差を極限までなくしてくれるので、圧倒的に透けにくいということがわかります。
《4色比較の結果》
ということで4色のインナーを比較検証してきました。
結果を並べて見てみましょう!
【検証結果】
一番透けにくいのは『ベージュ』
ほぼ同点で『オレンジ系』
3番目にグレーという結果になりました。
白は一番透けてましたね。
【検証結果の理由】
なぜこのような結果になるのか、ポイントは『肌・インナー・ワイシャツの色の差』にあります。
•白インナーが透ける理由:
ワイシャツの白とインナーの白が重なることで、生地の厚みの影ができ、さらに肌の色とのコントラストが強くなるため、くっきりと浮き出て見えてしまいます。
•ベージュやオレンジ、グレーが透けない理由:
自分の肌の色とワイシャツの白との『中間色』であるベージュやオレンジライトグレーを選ぶことで、色の差が緩やかになり、境界線が曖昧になります。
これによって、インナーが透けて見えにくくなる、というわけです。
特にベージュは肌の色に近いので、よりインナーを着ているのがわかりにくくなります。
ですので、インナーを選ぶ時のコツは、自分の肌の色よりワントーン暗い色を選ぶこと。
ベージュやグレーは好きじゃない、という方で色黒の方はオレンジ系を選ぶとグレーくらいに透けにくい場合があります。
逆に色白な方はオレンジ系よりピンク系にするほうが透けにくくなります。
白シャツ越しにインナーが透けて見えるのを極力避けたいという方は、ベージュ、肌の色に合わせてオレンジやピンク、若干透け感はありますが、着用していて違和感のないグレーをお好みで選んでみてください。
♦クロージング
というわけで、今回は『白シャツで一番透けないインナーの色は何か?』を検証しました。
結論一番透けにくいのは『ベージュ』、そして次に透けにくいのが『オレンジ』、3番目にグレー、白は透けやすい、ということです!
これは白ワイシャツのみならず、白Tシャツでも同じです。
グンゼさんからTシャツ専用インナーが販売されているくらい、昨今透け感と汗じみ対策でTシャツの下にインナーを着用されている方が多いらしいです。
このTシャツのインナーの透け感に関してもベージュ→オレンジ系やピンク系→ライトグレー→白の順番に透けにくいです。
この結果で行くと白シャツ、白Tシャツには透けにくさ重視で選ぶなら圧倒的にベージュがおすすめで、それもあってozieではグンゼさんのベージュの下着のみ10年弱販売しています。
(商品番号:YV1912 ページ下部にご案内しております。)
ですが先日、お客様から「ワイシャツ脱いだときにベージュの下着じゃあ格好悪い!いざという時のための対策とかないんですか?」というご質問をいただきました。
これはおっしゃるとおりでベージュの場合は人前でワイシャツを脱がないこと前提でおすすめしています。
それがあって今回、ベージュ以外ならどれがいいかということで、グレーやオレンジ・ピンク系を比較検証したうえでおすすめしました。
ベージュが一番透けにくいのは事実で、シチュエーションに応じてお好みで色を使い分けてみてください。
これで、大事な商談の日や、清潔感が求められる場面でも、インナーの透けを気にすることなく、自信を持ってワイシャツを着こなせますね!
♦まとめ
【白シャツで一番透けないインナーは何色?~透けない順~】
1.肌馴染み最強!【ベージュ】
2.色黒の方は【オレンジ系】、色白の方は【ピンク系】
3.意外と万能!【グレー】
4.インナーの定番【白】は透けやすい!
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