2025.04.04 失敗しない!Tシャツ×ジャケットの色選びルール
「ビジネスシーンにおけるTシャツの色マナー」についてお話しします。
最近では、ビジネスカジュアルの浸透によって、スーツやシャツに代わって、Tシャツ+ジャケットというスタイルもよく見られるようになってきました。
IT系の企業やスタートアップはもちろん、オフィスカジュアルがOKな職場ではかなり一般的になりつつありますよね。
ただ、Tシャツはもともとカジュアルなアイテム。 だからこそ、「着こなし」や「色選び」に気をつけないと、ビジネスの場にそぐわないラフすぎる印象になってしまうことも。
今日はその中でも特に、Tシャツの “色選び” のマナーにフォーカスして、
・どんな色がビジネスにふさわしいのか
・逆に避けるべき色は?
・色によってどう見えるかの印象の違い
などについて、詳しくお話ししていきます。
目次
♦動画目次
00:00 オープニング
01:46 ビジネスに適したTシャツの色とは?
02:22 各色の特徴と印象
07:34 避けたほうがよい色・デザイン
10:25 色選び以外に注意したいこと
13:40 シチュエーション別おすすめカラー(詳細版)
14:52 コーディネート例
20:22 クロージング
21:15 まとめ
♦ビジネスに適したTシャツの色とは?
結論から言うと、ビジネスでおすすめのTシャツの色は、次の4色です。
白・黒・ネイビー・グレー
この4色は、どれも落ち着きがあり、清潔感や信頼感を損なわない色。
ジャケットとの相性も良く、Tシャツのカジュアルさを適度に引き締めてくれます。
それぞれの色の特徴も見てみましょう。
♦各色の特徴と印象
《白(ホワイト)》
清潔感、誠実さ、明るさを演出してくれます。
Tシャツらしいラフさがありつつも、ジャケットを羽織ることでキチンと感が出せます。
特にグレージャケットやネイビー系との相性が抜群です。
注意点は「透け感」。生地が薄いと肌や下着が透けてしまうことがあるので、しっかりした生地を選ぶことが大切です。
透け感が気になる方は、透けづらいベージュのインナーをお試しください。
《黒(ブラック)》
スタイリッシュで大人っぽく、引き締まった印象でファッショナブルに見えます。
都会的でクールな印象を与えたい場合に最適です。
TシャツがOKな会社でも、黒はアバンギャルドなイメージがあるため、周囲の方をご覧いただき雰囲気的にやめた方がいいかもしれないと思ったら着用はやめましょう。
着用しても大丈夫そうな場合でも、黒はホコリや毛玉が目立ちやすいので、着る前にはコロコロなどで一手間かけたいところです。
また、夏場はやや重たく見えることもあるので、季節に応じた素材感選びも大事ですね。
《紺(ネイビー)》
信頼感や誠実さ、知的な印象を与える色。
スーツでも定番のカラーだけに、Tシャツでも“きちんと感”を出しやすい色の一つです。
ブラックよりも柔らかく、白よりも落ち着いていて、バランスのとれた万能カラーとも言えます。
《グレー》
控えめで上品な印象を与える色。
ナチュラルで落ち着いた雰囲気を演出したい場合におすすめです。
注意したいのは汗ジミ。とくにライトグレーは、汗が目立ちやすいです。
しかしながら、ライトグレーは見た目にアクティブでさわやかな、明るく健康的、清潔感を見せるのにジャケットのインナーに着用するのには効果的な色です。ですので汗ジミだけお気を付けください。
通気性のいい素材を選ぶか、インナーを活用すると安心です。
♦避けたほうがよい色・デザイン
①派手な原色(赤・黄色・緑など)
個性的すぎて、ビジネスの場では悪目立ちする可能性があります。
②パステルカラー
一見やわらかくておしゃれに見えますが、カジュアル感が強く、職場によっては「軽く見える」印象を与えてしまいます。
③柄ものやプリント入りのTシャツ
ロゴやイラスト、大きな文字が入ったTシャツは、どうしてもカジュアル・ストリート感が強くなります。
無地が基本。どうしても柄を入れたいなら極小ロゴまでが限界です。
♦色選び以外に注意したいこと
Tシャツの色に気を配るのは大事ですが、それ以外にもいくつか気をつけたいポイントがあります。
•襟のヨレ
Tシャツは襟が伸びていると一気にだらしない印象に。
ozieではリブが高めでジャケットの襟内側が汚れにくい、しっかりとした襟の綿100%Tシャツを販売してます!
•シワや毛羽立ち
手入れが行き届いていないと清潔感が損なわれます。
•サイズ感
オーバーサイズすぎるとカジュアル感が強くなりすぎます。
ジャスト~ややゆったりくらいが◎
•素材感
綿100%に代表される上質な天然素材を選ぶのがポイント!
ozieではReda Activeのジャージーウールを使用したウール100%のTシャツも扱っています。
♦シチュエーション別おすすめカラー
シーンごとにおすすめのTシャツの色について、まとめてみました。
ビジネスシーンといっても、会社の中での業務と、お客様と会う時とでは、求められる印象が違いますよね。 色選びで印象がガラッと変わるので、場面に合わせて選べるようになると、かなり差がつきます。
「誰に見られるか」「どんな印象を与えたいか」を意識してTシャツの色を選ぶと、Tシャツスタイルでも十分にビジネスシーンで通用します。
色は“無言のコミュニケーション”
上手に選べば、あなたの信頼感や仕事力を引き出す武器になります。
♦コーディネート例
●グレーのスーツx白Tシャツ
●白地にブルーのコードレーンカジュアルスーツx紺Tシャツx紺スリップオン
●白地にブルーのコードレーンカジュアルスーツx黒Tシャツx黒スリップオン
●ネイビースーツx紺Tシャツx白スニーカー
●ネイビースーツx黒Tシャツx黒スリップオン
●ネイビースーツxグレーTシャツx紺スニーカー
●グレースーツx紺Tシャツx黒スリップオン
●グレースーツx黒Tシャツx黒スニーカー
●紺ストライプジャケットxグレーTシャツx白のボトムス
●黄色っぽいジャケットx白Tシャツxグレーのボトムス
●黄色っぽいジャケットxグレーTシャツx白のボトムス
♦まとめ
【ビジネスシーンにおけるTシャツの色マナー】
ポイントは、
・白・黒・ネイビー・グレーの4色が基本
・派手な色やプリントは避ける
・色だけでなく、清潔感・サイズ感・素材感にも気を配る
このあたりを意識するだけで、Tシャツ+ジャケットのスタイルが“ラフすぎず、こなれ感のある大人の装い“に仕上がります。
ぜひ、Tシャツをビジネスに上手に取り入れて、印象アップにつなげてみてくださいね。
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