2025.12.18 出張ワイシャツの最適解!荷物を減らしてシワも防ぐ最強ワイシャツ3選と収納術【出張・旅行】
出張や旅行では、移動中の疲れ、気温差、汗、荷物の量など、ビジネスパーソンを悩ませる要素がいくつもあります。
その中でも意外と影響が大きいのが「ワイシャツの選び方」と「持ち運び方」です。
出張や旅行において、ワイシャツ選びは単なるファッションではなく、「いかに時間を有効に使い、ストレスを減らすか」というビジネス戦略の一部です。
同じ日数の出張でも、着る素材を変えるだけで“身軽さ・快適さ・清潔感”が大きく変わります。
今回は、出張に向いている3つのシャツ素材と、トランクへシワを作らず収納するコツを、わかりやすく整理してお伝えします。
目次
♦動画目次
00:00 オープニング
01:37 出張の際にワイシャツの素材を厳選した方がいいのか?
04:33 出張のプロが選ぶ!機能性ワイシャツおすすめ3選
12:19 出張時におすすめな襟型2選
13:35 シワを最小限にするトランクへの収納・パッキング術
16:53 プロ直伝!コンパクトでシワになりにくい「たたみ方」
17:29 クロージング
18:10 まとめ
♦出張の際にワイシャツの素材を厳選した方がいいのか?
出張の際にワイシャツの素材を厳選した方がいいのか?その理由からお話いたします。
①移動中の「座りジワ」とパッキングの「たたみジワ」
普通のワイシャツは、圧力と摩擦に弱く、移動そのものがシワの原因になります。
新幹線や飛行機での長時間の着席、そしてスーツケース内で他の荷物に押しつぶされる圧力は、生地にとって過酷な環境です。
特にワイシャツでよく使われる綿100%はシワができやすく復元力が弱いため、一度ついたシワが自然には戻りません。
以前にタクシーの運転手さんから、ずっと座って運転しているせいなのかジャケットやワイシャツの背中部分に横ジワがくっきり入って、洗濯しても取れない場合があるとお問い合わせをいただきましたが、ずっと座ったままの姿勢というのはジャケットやワイシャツにそれだけ負担がかかっているというわけです。
「現地に着いたらすぐに商談がある」という場面で、背中を中心にシワが多く入ったワイシャツを着ていては、第一印象が台無しです。
清潔感を保つために、素材選びは非常に重要なのです。

②出張先でのワイシャツのアイロンがけは「時間の浪費」
出張先でのワイシャツのアイロンがけは、あなたの貴重な休息時間を奪います。
ホテルの備え付けアイロンは、家庭用と違って使い勝手が悪かったり、スチームの調子が悪かったりすることが多々あります。
慣れない環境でのケア作業は意外と時間がかかります。
シワになりにくいシャツを選ぶだけで、その時間を翌日のプレゼン準備や、ゆっくりお風呂に浸かる時間に変えることができるのです。

♦出張のプロが選ぶ!機能性ワイシャツおすすめ3選
ここからは、月に2-3回の出張をこなしている私が、ozieで取り扱っている商品の中から、実際にヘビーユースで出張に使っている、出張や旅行に最適な素材を使用したワイシャツの素材を3種類ご紹介します。
①着心地はパジャマ級!?長距離移動も楽な「ニットシャツ」

移動時間が長い出張には、圧倒的なストレッチ性を持つ「ニットシャツ」が最適です。
ニットと言ってもセーターに使われるニットではなく、Tシャツやポロシャツ素材と同じニット素材で作られているため、Tシャツやポロシャツのように全方向に伸縮します。
また、編み物特有の性質としてシワになりにくく、ノーアイロンで着用可能です。

それゆえに飛行機や新幹線で長時間座っていても、身体の動きに合わせて生地が伸び縮みするため、窮屈感がありませんし、座りっぱなしでも皺になりにくいです。
見た目はしっかりしたドレスシャツなのに、着心地はポロシャツと同じ。
お客様からまるでパジャマを着ているかのように楽という感想もいただいております。

ニットシャツは一部を除いてドライ加工を施しているため、到着後のホテルの洗濯機で洗濯・脱水して換気扇のついているお風呂場で乾かせば、翌朝にはシワが目立たず乾いています。
②荷物を極限まで減らすなら「クールマックス・スーパードライ」

暑い時期の出張や旅行で汗が心配な状況では、吸湿速乾性に特に優れた「クールマックス・スーパードライ」がいいでしょう。
また長期出張で少しでも荷物を減らしたい方にもおすすめです。
この素材は、クールマックス・スーパードライというポリエステル100%のハイテク素材を使用しており、綿の約5倍の速さで乾くドライ加工が施されています。
よって汗をかいてもすぐ乾き、肌にベタつきにくいのが特徴です。
ハイテク素材というと、スポーツ用素材を思い浮かべるかもしれませんが、見た目や生地のハリ感や肌触り、着心地はワイシャツ生地そのものです。
このワイシャツの良いところは真夏の移動で汗をかくのが避けられないときにまず有効です。また、長期の出張、例えば3泊4日以上の出張でも、シャツは着ていく1枚ともう1枚持つだけでOK。
ドライ加工は乾きが早いのが特徴=洗濯後の乾きも早いです。
夜、ホテルの洗濯機で洗って脱水、お風呂場で乾かせば翌朝にはカラッと乾いています。
よって着替えのワイシャツを持ち運ぶ枚数が最低限で済むため、荷物が少なくなります。

③高級感と機能性の融合「REDA ACTIVE ウール100%シャツ」

大事な商談や会食がある場合には、イタリアの老舗生地メーカーのウールを使った「REDA ACTIVE」が見栄えの面でおすすめです。
また、2泊3日までの短い出張では、このウールシャツは機能性の面で最大限の効果を発揮します。
「ウール=冬」と思われがちですが、このワイシャツに使用しているウールは起毛しておらず、見た目はドレッシーな綿100%のブロード生地そのもの。
画面で見るとわかりにくいと思いますが、ウールの白生地の写真を見てみるとこんな感じです。

シャツ生地用に開発されたこのウール生地は吸放湿性に優れ、体温調整をしてくれるオールシーズン素材です。
さらに、ウールには天然の「復元力」があり、シワになっても吊るしておけば自然に伸びます。
また、最大の特徴は抗菌防臭効果も非常に高いということ。
これにより3日連続くらいだったらこのシャツ1枚で対応可能です。
汚いと思われるかもしれませんが、スーツを毎日洗わないのと一緒で、このワイシャツ用のウール生地は毎日洗わなくても汚れと匂いがつきづらいです。
私も3日連続で着用することはよくありますし、メーカーもそのように言っています。
またこのシャツを購入したお客様から同様のレビューをいただいているのが、何よりの証拠となるかなと思います。

化繊のシャツでは少しカジュアルすぎると感じる役員クラスの方へのプレゼンや、格式高いレストランでの会食。そんな場面でも、ウール特有の上品な光沢感が相手に信頼感を与えます。

「機能性は欲しいけれど、安っぽく見えるのは嫌だ」というこだわり派の方にこそ着ていただきたい一着です。
1泊2日や2泊3日の宿泊では、このシャツ1枚でOKというのも利点です。
夜ハンガーに掛けておくだけで翌朝はほぼノーアイロンで着られます。
♦出張時におすすめの襟型2選
出張時におすすめのワイシャツ生地についてはこれでいいのですが、補足でご紹介した生地を使ったどの襟型がおすすめかを簡単にご紹介しておきます。
2つあります。
1つはホリゾンタルカラー、1つはイタリアンカラーワイドです。
●ホリゾンタルカラー
タイドアップ・ノーネクタイ両用でいけるのが出張時に便利だからです。
仕事中はタイドアップで、終わったあとにネクタイを外してリラックスしてシャツ姿でそのまま外出してもばっちり決まります。


●イタリアンカラーワイド
出張時は基本ノーネクタイという方におすすめです。
ノーネクタイ時にきれいに襟が開くのが特徴のこの襟型、元々襟の高さが低めなので持ち運びの際にあまり気を使わなくてもいいですし、多少潰れてもノータイ時のスタイリッシュさは維持できます。
また急にネクタイをしなくてはいけなくなったときも、ネクタイをすることができるのもおすすめするポイントです。
しかしながら、基本はノーネクタイがおすすめです。


♦シワを最小限にするトランクへの収納・パッキング術
良いシャツを選んでも、詰め込み方が雑だと台無しです。ここではトランクへの賢い収納方法を解説します。
《トランクの「どこ」に入れるかが重要》
ワイシャツは、トランクの中で「一番上(蓋側)」に入れましょう。
トランクの下の方に入れると、上にある荷物の重みでプレスされ、強いシワがついてしまいます。
トランクを立てて運ぶ際、重い荷物(PCや書類、靴など)は車輪側に、軽い荷物やワイシャツはハンドル側(上)に来るように配置します。こうすることで、移動中もシャツに余計な圧力がかからず、ふんわりとした状態をキープできます。

《襟つぶれを防ぐテクニック》
ワイシャツの命である「襟(えり)」を守るために、できればですがネック部分にクッションを入れましょう。
襟が潰れてしまうと、一気にだらしない印象になります。
タイドアップの場合は畳の状態で(畳んだ状態)襟が多少寝ていても、ネクタイを結ぶ際に襟がきちんと立つのでいいのですが、ノーネクタイの場合は襟が一度寝てしまうときれいに自立させるのが難しいです。
市販のワイシャツについてくる「カラーサポーター」を取っておいて出張の際に使うのがベストですが、ない場合は、たたんだ肌着や靴下などを襟の内側の空間に入れてください。
これが支えとなり、外部からの圧力で襟がペシャンコになるのを多少なりとも防いでくれます。

私はその上でワイシャツだけ圧縮袋に入れて、ぺちゃんこにならないようにして圧縮しないで持ち運んでいます。
こうすることで他の荷物に押されたりしてボディなどにシワができないようにするためです。
100均で売っているプラスチックのハードケースがよくおすすめされていますが、数枚入れるのが大変なのと、意外とかさばるので私は使っていません。

♦【動画解説】プロ直伝!コンパクトでシワになりにくい「たたみ方」
パッキングの際、そもそも「どうたためばコンパクトでシワになりにくいのか?」と悩む方も多いはずです。
実は、普通にたたむのではなく、「旅行・出張専用のたたみ方」が存在します。
これについては、文章で説明するよりも実際の動きを見ていただいた方が一目瞭然です。
ページ下部にご案内の動画で、誰でも簡単にできるプロのたたみ方を実演していますので、ぜひ出張準備の際にご活用ください。
♦クロージング
今回は、出張や旅行を快適にするワイシャツ選びと収納術についてご紹介しました。
お話したことを私の主観で表にしますと下記表のようになります。
ご参照の上「たかがワイシャツ」と思わず、機能的な一枚を選んでみてください。
出張の疲れ具合やパフォーマンスが劇的に変わるはずです。

♦まとめ
【出張ワイシャツの最適解!荷物を減らしてシワも防ぐ最強ワイシャツ3選と収納術】
・出張に最適なワイシャツは「素材の使い分け」が鍵
・ニットシャツ:
長時間の移動や移動が多いとき向き。シワができにくくストレスフリーな着心地。
・クールマックス・スーパードライ:
暑さや汗対策に抜群の効果!また超速乾で、ホテルで洗って翌日着られる。
・REDA ACTIVE:短い出張はこれ一枚でOK!機能性と高級感を兼ね備えたウール素材。
・トランク収納は「たたみ+上段配置」でシワ対策が可能
・たたみ方はご紹介した動画でぜひ確認してください!
♦関連商品
⇒ ニットシャツ
⇒ REDA ACTIVE(高機能なドレスウール100%シャツ)
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