フォーマルな席での服装にはルールがあります。
フォーマルスタイルのルールを、ご紹介します。
宮中の公式行事や、それに準じる式典など。
ウエストから裾にかけて斜めにカットされたピークドラペルの1つボタンジャケットに共生地のベスト(この場合は白襟をつける)かグレーのベスト、パンツはグレーに黒の縞模様が入ったコールパンツ。
色柄:白無地 素材は基本ブロード。
衿型:ウイングカラー(前身ごろにヒダのないプレーンなタイプ)、レギュラーカラー、ワイドカラー。
カフス:ダブルカフス
地の色がシルバーやライトグレーに黒やグレーなどの縞が入ったレジメンタル柄のネクタイ。
リネン100%の白無地ポケットチーフをスリーピークスで挿す。
シルバーやゴールド台に白蝶貝や真珠等の白系の石使いのものを。どちらかといえばシルバー台のほうがおすすめ。
白い革か布製の手袋を右手に持つ。(昨今は圧倒的に布製が多い。)着席している際はテーブルの上に置いたり、ポケットに入れたりして保管。
ブローグ(穴飾り)のない黒のストレートチップ。エナメルではなく表革の普通のストレートチップ。もしくはプレーントゥでも可。
本来、新郎が昼に着用する正礼装はモーニングとなります。
しかし、父親と同じ衣装で地味に見えるといった理由で、白、黒、茶色やシルバーといった着丈の長いファンシータキシード(略礼装になります)を着用する新郎が昨今非常に多いです。
式場やレンタル衣装屋さんでも、ファンシータキシードをおすすめすることが多いようです。
そこでモーニングコートを上手に着崩したコーディネートがパターン3。
シャツをクレリックシャツに変え、パステル調のネクタイを合わせるだけで雰囲気がガラッと変わります。この組み合わせであれば、新郎もモーニングコートを着用したくなるのでは!?
チャールズ皇太子の2回目の結婚式やウィリアム王子の結婚式の際、おふたりともモーニングにクレリック+パステル調のネクタイを着用されていました。
着崩しでもロイヤルファミリーのフォーマルコーディネイトはフォーマルのルールに準ずることになります。
このことからパターン3のコーディネイトも立派な正礼装です。
日本では抵抗があるかもしれませんが。
セレモニーシーンのフォーマルコーディネート
昼の正礼装=モーニングコートについて
結婚式に参列する際のポケットチーフの
選び方、たたみ方
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