2026.01.16 / 結婚式の服装、もう迷わない レストラン・会費制・ガーデン婚の着こなし完全ガイド
結婚式のスタイルが多様化した今、「何を着れば正解なのか分からない」と感じている男性は少なくありません。
かつての「豪華なホテルで盛大に」という形から、現在は、
●アットホームな「人前式」の増加
宗教色を排除し、参列者の前で誓いを立てる「人前式」が約3割を占めるようになっています。これにより、会場もゲストハウスやレストラン、テラスなど、よりカジュアルで開放的な場所が選ばれる傾向にあります。
●少人数・高満足度へのシフト
大人数を呼ぶのではなく、親しい友人や親族のみ厳選して少人数を招き、料理や体験にお金をかける「プレミアムウェディング」が増えています。
●ドレスコードの柔軟化
「平服で(スマートカジュアルで)」という指定が増え、新郎新婦側から「ぜひリラックスして来てほしい」というメッセージが込められるケースが多くなっています。
といった「パーソナライズ」化されたウェディングスタイルが主流になりつつあります。
いわゆる
1、レストランウェディング
2、友人中心の少人数婚
3、ガーデン・会費制・カジュアル寄りの結婚式
といった、かしこまりすぎなくていいと言われた結婚式です。
ただし、ここで一つ大切な前提があります。
かしこまりすぎなくていい=何でもOKではありません。
今回は、 「レストランウェディングや少人数のプレミアムウェディング」
「会費制やガーデンウェディングといったややカジュアル寄りウェディング」 この2パターンに絞って、考え方とコーディネートの方向性を整理します。

目次
♦動画目次
00:00 オープニング
02:53 レストランウェディングや少人数プレミアムウェディングの服装が難しい理由
03:20 プレミアムウェディングについて
08:59 ややカジュアル寄りウェディングについて
13:41 両方のウェディングタイプに共通するNG例
16:06 今どきの結婚式で失敗しないために
17:44 まとめ
♦レストランウェディングや少人数プレミアムウェディングの服装が難しい理由
昨今の結婚式には、次のような特徴があります。
・大規模から少人数・濃密な関係性へ
・会場・形式は多様化
・ただし線引きは以前より明確
・ゲスト側にも“読み取る力”が求められる
つまり、どんな服装で参列すればいいのか、判断の難易度が上がっています。
特にプレミアムウェディングやカジュアル寄りの式では、どこまでカジュアルにしていいのか?の境界線が分かりにくくなっています。

♦プレミアムウェディング(レストラン・友人中心の結婚式)について
《プレミアムウェディングの特徴》
・レストランや邸宅貸切
・友人中心で距離が近い
・堅苦しさはないが、式としての品格はある
最近多いのが、このタイプです。
政令指定都市中心にこのタイプに対応した施設が増えています。
《プレミアムウェディングスタイルの基本的な考え方》
ここでの最大のポイントは、3つの考え方をベースにコーディネートを組み立てるのがおすすめです。
【1】 「ネイビー・グレー」スーツでタイドアップが基本
特に服装に関する指定が招待状にない場合は、ネイビーやグレーのダークスーツにタイドアップがベストです。
普段着用しているネイビーやグレーのダークスーツに白シャツ、シルバータイといったフォーマルスタイルの基本アイテムを合わせることで、清潔感と華やかさを両立した「大人の参列スタイル」が完成します。
ワイシャツの襟型はワイドカラーやホリゾンタルカラーといった、タイドアップ用の襟型を選んでください。


【2】 Vゾーンで「お祝いの気持ち」を表現する
ただレストランウェディングの場合は、Vゾーンに少し遊びを入れるのはありかなと思っています。
・ベスト(ジレ)を着用する
スーツをスリーピースにすることで、フォーマル感とファッショナブルさがよりUPします。基本ジャケットを脱ぐことはフォーマルシーンではNGですが、ベストを着用していればジャケットを脱いでもフォーマルさを損ないません。
スーツの色と異なるダーク系のベスト=オッドベストを合わせるのもお薦めです。

・ワイシャツを白以外にする
ホテルで開催されるような大規模な披露宴の場合は白無地かせいぜい水色の無地ワイシャツですが、そこにピンクの無地や、襟カフスが白のクレリックシャツを合わせるのもありです。

・ネクタイの色をシルバー以外に
基本はシルバー系がベストですが、レストランウェディングの場合は水色やシャンパンゴールドといったパステル調のネクタイを取り入れるのはありだと思います。

【3】「小物」でドレスアップの解像度を上げる
服装が自由になるほど、差がつくのは「小物」です。
・ポケットチーフ
これはマストアイテムです。TVフォールドで端正に見せるもよし、パフスタイルで華やかさを出すもよし。
白無地のポケットチーフを挿すのが正式ですが、カラフルなポケットチーフをあわせてもいいと思います。

・靴の選択
内羽根の黒無地ストレートチップがフォーマルシーンの基本ですが、モンクストラップや、質の良いローファー、更に形だけでなく、茶色を合わせるなど靴で差別化を測るのもお洒落です。

《プレミアムウェディングスタイルでよくある失敗》
●ノーネクタイで参列すること
ノーネクタイの指定がある場合は別ですが、そうでなければタイドアップ=ネクタイを身につけて参列しましょう。
結婚式は新郎より目立たず、その上で日常とは異なる、華やかにコーディネートするのがセレモニーシーンのマナーですので。

♦ややカジュアル寄りウェディング(ガーデン・会費制・自由度高め)
《ややカジュアル寄りウェディングの特徴》
ガーデン・アウトドア
会費制・立食形式
平服指定・ドレスコード曖昧
写真映え・雰囲気重視
一見すると自由度が高く見えますが、 実は最もセンスが問われるのがこのタイプです。
《カジュアル寄りスタイルの基本的な考え方》
大前提として、
カジュアル寄り ≠ ラフ 結婚式 ≠ 日常です。
お祝いの席なので、カジュアル寄りの場合も、「きちんと」感はだしましょう。
【1】基本はプレミアムウェディングと同じです。スーツにタイドアップが基本です。
【2】招待状にスマートカジュアル・ノーネクタイ・カジュアル等の指定があった場合はノーネクタイOKです。ただし、スーツにノーネクタイは、楽ではありますが見た目にスタイリッシュではないので、スーツの場合はネクタイを合わせること。ノーネクタイの場合は、ジャケットスタイルで臨むのがおすすめです。
【3】フォーマルシーンにボタンダウンはご法度ですが、カジュアル寄りの結婚式の場合はOKです。
【4】ネクタイに通常のビジネスシーンやきちんとした結婚式の披露宴でなかなか身につけることのできない蝶ネクタイ、アスコットタイといったネクタイを選ぶのがおすすめです。非日常感を演出できます。


《カジュアル寄りのコーディネートで起こりがちな失敗》
●ビジネスカジュアルの延長で考える→結婚式は新郎より目立たず、その上で日常とは異なる、華やかにコーディネートするのがセレモニーシーンのマナーです。
●清潔感より楽さを優先する→カジュアル=楽ではありません。
●「会費制だから大丈夫」と思い込む=会費制でも、式は式です。
写真左はNG、右はOK

♦共通するNG例
いずれのスタイルもきちんとしたフォーマルスタイルほど、カチッとはしていませんが、やってはいけないことは明確にあります。
それは、
①白いスーツはNG=新郎より目立つので
②全身黒ずくめは基本NG(あまりおすすめしません)=おしゃれだけど、お祝いの席に黒ずくめはふさわしくない
③黒ネクタイはNG=②に同様
④ヒョウ柄などのアニマル柄のアイテム=動物の殺生を連想させるため
以上です。
ガーデンウェディングやレストランウェディングにはドレスコードの指定がない限り、基本ルールはありません。
ですが、結婚式であることには変わりがないので、結婚式の二次会ほどは崩さずに、節度を持っておしゃれにファッショナブルにエレガントにコーディネートして新郎新婦を祝ってあげてください。
♦今どきの結婚式で失敗しないために
プレミアムウェディングやややカジュアル寄りのウェディングにはドレスコードの指定がない限り、基本ルールはありません。
ですが、結婚式であることには変わりがないので、結婚式の二次会ほどは崩さずに、節度を持っておしゃれにファッショナブルにエレガントにコーディネートして新郎新婦を祝ってあげてください。
昨今の結婚式は、ゲストも「一員」として楽しむステージです。
「ルールだから着る」のではなく、「二人の門出に華を添えるために、自分も最高におしゃれをしていく」。そんなマインドで、ぜひあなたらしいスタイリングを楽しんでください。
それでも、ドレスコードがわからなくてコーディネートに困った場合は、率直に新郎新婦に直接聞いてみるのが一番でしょう。
最近は招待状が郵送ではなくLINE等WEBで送られてくることも多いそうです。
それだけ近い間柄でしたら、迷ったら直接聞いてみてください。

♦まとめ
【結婚式の服装、もう迷わない レストラン・会費制・ガーデン婚の着こなし完全ガイド】
・「かしこまりすぎなくていい」=何でもOKではない
・レストラン婚・会費制・ガーデン婚は判断力が問われる結婚式
・基本はフォーマルを基準に、少しだけ引き算する
・迷ったらネイビー or グレー+タイドアップが最も安全
・ノーネクタイは指定がある場合のみ選ぶ
・カジュアル寄りでも清潔感と華やかさは必須
・ビジネスカジュアルの延長はNG
・服装は「自分のため」ではなく新郎新婦への敬意の表現
・迷ったら一段きちんと寄せるのが正解
・本当に迷ったら、新郎新婦に直接聞くのが一番確実
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